人が増えると、窮屈になる

どこだってそうだろうけど、人が多い組織は窮屈だ。で、人が少ないところはわりと自由で風通しも良い。

けれど、人が多いということはそれだけ組織が強いとも言えると思う。少数精鋭にこだわっている組織でなければ、多くの企業が「人を増やす」「規模を大きくする」ことを目指しているだろう。

組織が大きくなることは、働く人にとってもデメリットばかりではない。例えば福利厚生がしっかりするとか、社員同士で助け合える環境ができるとか、いろいろと恩恵もある。

ただ、人が増えればその分ルールが増える。制約が増える。結果的に、はじめからいた人間はどんどん窮屈になる。

べつにそれが、良いとか悪いとかじゃないんだと思う。時とともに人が変化するのと同じように、会社だって変わっていく。管理側の人間が入れ替われば、それこそ運用ががらりと変わってしまうことだってあるだろう。すっかり変わっちまった組織に馴染めない人間は、他へ行けばいい。単にそれだけのことなのだ、きっと。

他人や組織に振り回されるのが嫌なら、振り回されない場所に行かなきゃならない。もちろんそれは言うは易しであって、いざやろうとしたらなかなか大変なことなんだけどね。

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