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我が家のトイレ文庫_100日チャレンジ(4/100)

口に指をつっこんで、横にぐいっと引っ張りながら「学級文庫」と言うと、「がっきゅううんこ」になる。……なんてくだらない罰ゲームが横行した時代に生きたことを、思い出しました。(どうでもよろしい)

我が家には、学級文庫ならぬトイレ文庫がある。発案者は、わたしだ。わたしだが、厳密にはネットのパクリだ。

基本的に、「子どもは勝手に育つ」と思っている。なのであんまり、あれを教えよう、これを伝えようとすることはない。(できない、とも言えるが)でも時には、ちゃんと教えておかねばならないこともある。からだのこと、とかね。何もわからなかったり、間違った知識を持ってしまったりして、自分を傷つけたり、誰かを傷つけたりすることにはなってほしくないわけだ。親としては。

ただ、うちの子どもたちもまあまあなお年頃なので、親から面と向かって性教育を受けるのは居心地が悪いらしい。正直、わたしも伝えにくい。どうしたものか……と悩んでいたときに見かけたのが、「うちのトイレには、からだに関する本が置かれていた。だから自分は子どもの頃からそっとそれを読んでは、気になることを調べていた」というもの。ははぁ、これだ!

これが、我が家のトイレ文庫誕生のきっかけだ。ラインナップは、からだに関する本や、ネットルール、友達とのコミュニケーションなど。子どもが生きていく上でぶつかりそうだけど、なかなか親には相談しにくいだろうな、という本を並べている。

読まれているのかは知らないが、時々、本の位置が変わっている。なので多少は、子どもたちのお役に立てているのではないか、と思う母なのであった。

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