ギュッとしてた拳をゆっくり開きたくなるとき。
「もっともっと手放してごらん」
体からココロの声を聴く、をしていたらこんなささやきが耳に飛び込んできた。
◎ ◎ ◎
「手放す」と聞くと「今あるものを手放して高次のものとつながりなさい」なイメージを以前は勝手に持っていた。
もちろん、解釈は自由、制限なし。
でも、いまはちょっと違う見方をしてる。
◎ ◎ ◎
「手放す」って動作を実際にしてみる。
ぎゅっと握りしめてた拳をゆるりと開いてみる。すると…
体は自然とゆるんでいくし、肩や頬に入ってた力も抜ける。空気が肺にゆっくり深く入っていく感じ。
心は風通しの良い、大きく開かれた窓みたいに、外へ外へと開かれていく。
何にも要らないよ。ただ、自分の中を駆け抜けていく風を感じていなよ。
空っぽに。
ただ、空っぽでいたらいい。
新たに何かを捕まえるために、一時的に拳を開くのではなくて。
そんなに力を込めて何かを捕まえてる必要はないんだよ。
何があなたをそんなに頑なにしていたの?
どうして、そんなにギュッと握りしめていたかったの?
「手放す」は、そんなことに気づかせてくれる動作だ。
「気づく」から、手放せるの?
「手を開いてみる」をしたから手放せるの?
どっちでもいい。
やってみたら、どんなカンジがした?
自分が今をどう感じているかにフォーカスしてみるのもいいものです。
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