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アルゼンチン、4~6月期GDPは1.4%減 物価上昇も重荷

 90年代にアルゼンチン・ブエノス・アイレスによく行った。当時は1ドル1ペソでブラジルよりもずっと物価高の時代。

 先輩に連れられ、世界一美味しいステーキと血のソーセージを頂き、キルメスビールとワインを堪能する。2軒目はタンゴのお店で一杯。素晴らしい思い出。

 なんでこうなってしまったんだろう。

アルゼンチン国家統計局が21日発表した4~6月期の実質国内総生産(GDP)は前期比1.4%減で、1年ぶりのマイナスとなった。新型コロナウイルスの感染拡大により、消費や投資が伸び悩んだ。景気低迷は政権運営に逆風になっている。

アルゼンチンでは3月後半から新型コロナの感染が拡大し、経済活動に大きな影響を与えていた。家計消費は1.1%増、公共投資は0.5%増と伸び悩む。感染拡大の第1波で落ち込んだ昨年からの反動増は限定的だ。企業の投資意欲も低迷し、設備投資など固定資本形成は横ばいだった。一方、8月の物価上昇率は年率51.4%と、インフレは高止まりしている。

アルゼンチン、4~6月期GDPは1.4%減 物価上昇も重荷

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