米マリオット、6割減収も黒字 ホテル非所有で低コスト
垂直統合と水平統合でいくと
水平統合ビジネスモデル。
ブランド、集客力、運営受託、調達力で
土地オーナー、投資家の期待リターンに応える。
自分もマリオット経験、
ギリギリでペナルティなしてキャンセルできるし
レイトチェックアウトもできるので満足。
人流停止という未曽有の事態が直撃したホテル業界で黒字を確保した企業がある。最大手の米マリオット・インターナショナルだ。ホテルをほぼ所有しないアセットライト戦略による低コスト経営が不況抵抗力を生んでいるからだ。売上高に占める固定費の比率は約1割とみられ同業他社(約4割)を大きく下回る。
マリオットは6割減収でも8400万㌦の黒字を確保した。マリオットやリッツ・カールトンなど30ブランドを持つ。ホテル数は約7600箇所、部屋数は約140万と世界最大規模。
持たざる経営を強く進められたのはオーナーの求めるリターンを生めているからだ。ブランド力が低く運営が非効率だと契約を打ち切られることもあるが、マリオットは幅広い価格帯のブランドをそろえオーナーの様々なニーズに対応する。ポイントなどの特典がつく会員は1億5000万人おり集客力は高い。スケールメリットで備品などの調達費を抑えられるのも魅力だ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?