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マイナポイント概要説明

 明日からマイナポイントの申込が開始されます。
「マイナポイントって何?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
マイナポイントは、消費の活性化、マイナンバーカード・キャッシュレス決済の普及を目的とする総務省主催の事業です。今後、制度が変更になる可能性がある点に注意が必要ですが、大まかに言うとマイナンバーカード所有者を対象に、キャッシュレス決済を利用(チャージや購入)する際に25%のポイント(最大5,000円相当のポイント)を付与するキャンペーンです。
 どういう制度なのかいまいち分かりにくいという声が多かったので、制度概要についてまとめました。本記事を読んで、どういう制度なのかざっくりでいいので理解していただき、マイナポイントをご活用いただければ幸いです。
※本記事執筆にあたり、総務省等のHPより情報収集しました。
※実際にマイナポイントを利用するにあたっては、各社HPをご参照くださいますようよろしくお願いいたします。

【概要図】

【制度概要】

【利用手順】

【参加予定のキャッシュレス決済事業者】

・231社(2020年6月30日時点)
・主な決済サービス

【まとめ】

 利用手順は、マイナンバーカードを手に入れる→マイナポイントを利用する決済手段を選ぶ(但し、1つのみで一度選択したら変更できない)→9月から利用開始(ICカード、QRコード決済はチャージでポイント付与、クレジットカードは決済でポイント付与)といった流れのようです。
 繰り返しになりますが、決済手段は1つしか選べませんので、慎重に選択する必要があります。ポイント数だけ見ると2,000ポイントを追加で付与するWAONが一番お得のようですが、まだ各社サービスが出揃っていない感があります。他社の動向を見てサービスを変更する可能性がありますし、利用開始は9月からですので、慌てて申し込む必要はないでしょう。
 各社25%の還元率(最大5,000ポイント)を大々的に宣伝していますが、これはマイナポイントに共通する還元率ですので比較対象にはなりません。それ以外の利便性などでどの決済手段を選ぶか決めると良いでしょう。

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