なんとか、初日。
所属しているgekidanUの家公演企画「With Home」
今回3演目の上演になるのですが、昨日うち1演目「転がって若草」の初日が明けました。役者がすごく躍動していて、いい初日でした。よかったです。
団体からも発表されております通り、昨日は本来、アトリエの2Fで行う「転がって若草」とともに、3Fで「面談室A」という、主宰遠藤脚本・演出の作品が同時に上演予定でしたが、本番前日の18時半というギリギリのタイミングで「感染者の濃厚接触者の疑いがあると連絡が来た」と3Fのキャストより報告がり、PCR検査による陰性判定など本人の安全を確認するまでは、3Fの公演を中止することにしました。
今は本人とやりとりしつつ、2週目の判断を進めている段階です。
みーんなとっても元気です。
報告直後に本人とも話しましたが、メッチャクチャ元気で、経緯についても所属大学より正式なものがでていないので詳細は語れませんが、客観的に観てもすごく同情してしまうような形で判定を受けており、なんというか、ここまで「顔も名前も知らない誰かの感染が自分たちにインパクトを与える」ということがなかったのでただただすごいな…という気持ちでした。
こういうリスクを背負ってい公演を行っているのは当たり前ですが、役者にはよりつらい経験をさせるリスクを孕んでいるんだな、というのを再確認したとともに、こうした事態も想定して、複数演目に分け、上演会場、関わるスタッフともに完全に分離するというこの企画の当初からの変更点の一つが、皮肉にも功を奏してしまった形になります。
その結果、3Fのキャストはもちろん、脚本演出の遠藤、音響照明オペの2人、は1週目不在となり、元々2階のオペは一人で行う予定だった僕と外注の制作の渡辺さん、そして2F「転がって若草」のキャストの4名、合計6名で、僕の一人芝居「Cooking for」も含めた2演目を行う事になっています。
そもそも上演回数を増やしたことでとても少人数のお客様をお迎えすることになりますし、上演に混乱をきたすことは全く無いのですが、それでもまあなかなか特異な状況だな、とここまでくると少し興奮に近いものを覚えています。
不在の3Fのキャスト、劇団メンバーの分もいい1週目にしていきたいです。
今日は3ステージです。明日含め残席ございますので、よろしければご検討くださいませ。
ーーーーー
gekidanU家公演企画Vol.4
「With Home」
日時
12月4日(金)~6日(日)
12月10日(木)~13日(日)
会場
アトリエ5-25-6 2F/3F
料金
1演目チケット 2,500円
2演目チケット 4,500円
3演目通しチケット 6,000円
詳細
https://gekidanu.com/house-4
ご予約
https://forms.gle/4uGHLF9KH8dG5Lo56