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浦霞 純米生原酒 しぼりたて

商品名:浦霞 純米生原酒 しぼりたて
蔵元:佐浦
代表者:佐浦弘一氏
杜氏:高橋敬治氏
原料米:まなむすめ
アルコール度数:17度
精米歩合:65%

はい、きました。浦霞。年商は30億を超える、日本酒業界の大手。秋田の新政で従業員30名、売上は非公開だが、浦霞には及ばないだろう。その浦霞を経営するのは佐浦弘一氏。十三代目である。この佐浦家の長男として生まれるということは、どれほどの重圧だろうか。他に、やりたいことがあっても、稼業を継ぐしかない。いや、稼業を継ぐのが当たり前という空気感もあったのかもしれない。なお、皆様ご存じ、旭酒造は年商100億を超えています。地酒業界ではトップクラスです。

売上30億を超えるレベルの酒蔵になると、代表者は完全な「経営者」である必要があります。社長の佐浦氏は、慶応義塾大学を卒業後、コカ・コーラに就職。その後、佐浦に戻り経営幹部として辣腕をふるいます。慶応からのコカ・コーラという経歴も、実に面白いです。飲料業界トップクラスの会社で、アルコール以外のことを学ぶ、という着眼点が素晴らしいと感じます。

杜氏は高橋敬治氏。大学で醸造を学び、その後日本酒とは異なる業界に就職するも、酒造りへの想いが募り、佐浦に転職。佐浦に転職後、メキメキと実力をつけて南部杜氏に合格。現在は、浦霞含む、佐浦の製造する日本酒の最高責任者として君臨。

なお、原材料の「まなむすめ」は食用米です。コシヒカリの孫、ひとめぼれの子供が「まなむすめ」です。浦霞はこの「まなむすめ」を使った日本酒が多いことも特徴の1つです。当然ながら30億以上売り上げている実力のあるお酒です。飲めばわかります。私も浦霞は大好きで居酒屋で見かけたら必ず注文しています。

是非是非、海老原商店にてご賞味ください。

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