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掘り下げの練習

 『ほんとうのリーダーのみつけかた』で、同調圧力の話が書かれています。明らかに長さの違う鉛筆を「どちらが長いですか?」と尋ね、みんなが「B(短い方)です」と応えたら、10人目の最後の人は、首をひねりながら「Bです」と答えた、というものです。これについて、若者たちに聞いてみたら、一人、「みんなと違うと思われて目立つのがイヤなので、Bと答える」という人がいました。これは掘り下げのチャーンス!と言うことで、その人になりきって掘り下げてみることにしました。

 周りから浮きたくない。人と違うと思われたくない。→じゃあ、ずーっと本音を隠して、浮かずにいるために違う答えを言い続けたらどうなる?→安心。→カラスは白か?と聞かれて、100人が白と言ったら?→白と言う。→じゃあ、間違えた答えを言ったから、という理由で銃殺されることになったら、その瞬間どう思う?→周りと違おうが、自分が正しいと思うことを言えばよかった!→銃殺されるような
目に遭わなければ、正しいと思うことが言えない。それでいいですか?→イヤです!銃殺されなくても、正しいと思うことを言います!少しずつ勇気を出します!

という感じになりました。ただ、逆に正しいことを言ったら銃殺される!ということになったら、黙るかもしれません。(今のところは、踏み絵は踏む派です。)



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