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Green Talk 27 :パン屑を辿るように知って行動するマイバッグ

「マイバッグもったー」「もっとるよー」。
そんな声がけから、週末の買い物は始まります。

今年の7月から、プラスチックのレジ袋の有料化がスタートと昨年末に発表がありました。
あと数ヶ月もしたら、こういう声がけのある家庭が1つ、また1つと増えてくるのだろうなと思ったりしています。

私は心地よさを持って、このGreen Talkを行っています。マイバッグ利用もその一つです。また可能な限り、盲目的な行動にならないでおこうとも心がけています。

マイバッグを始める際、色々と本やネットで情報を検索しました。推奨理由に海洋プラスチックごみを減らす、と書かれているものをかなり目にしました。

そうか、で終わらせず、そうなのかな?と素直な懐疑心をもち。
確認しにいくのは、国連環境計画の情報です。

ここには、海洋のプラスチックによる汚染が実際に存在し、汚染人工物の約1/3がプラスチックだと書かれています。
プラスチック類を適切に扱う必要性を痛感したデータです。

一方で、プラスチック全般に対する活動や数値はたくさん見るのですが、プラスチックの袋を使わないことがかなり効果的に海洋汚染に寄与するというものは、今のところ見つかりませんでした。

それでも、海洋汚染の原因の約1/3のプラスチックを、日々の生活の中で適切に扱うためには。

プラスチックを断り、何度も使えるもので日々を過ごす、という習慣が寄与すると感じています。その1歩にこのマイバッグ利用はなり得ると理解し、私は、行動に移しているのです。

同時に、そもそも現状の汚染”回収”も必要だと認識も持ちました。海にいったら貝殻だけでなくプラスチックもひろうとおもいます。

なぜ、プラスチックの買い物袋なのか。なぜ有料化なのか、禁止ではないのか。不都合だ。いろいろな言葉も、今回の有料化の発表で目にしたりもしています。

何を選んでも、良いところも悪いところもあると個人的には思っています。 それが両方ある事柄はあるのです。
それでも、パン屑を追うように事実と事実、事実や行動をつなげ。その歩みが良い方向に向かっていると理解をしたなら。
なにかできないかという次の一歩は踏み出したい。
その思いで、また今日も家族と声がけをしながら、マイバッグをもち、買い物にいくのです。

タイは、今年1月1日から大手スーパーやコンビニエンスストアなどでプラスチック製レジ袋の配布が取りやめとなりました。
そこで、ユニークで奇抜なマイバッグのアイディアが。農業用ネット、バケツ、洗濯バサミ、炊飯器、カヌーなど笑。

わざとなものもあるかもしれませんが。
そんな逞しい!想像力と、くすりとしてしまう楽しさをもっているタイの人達はめちゃくちゃ真似したい存在です。