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Green Talk 37 : 野菜をしっかりいただくのに役立つキッチンツール

急遽金曜日に決まり、実家に帰っておりました。帰ると、”道の駅”にいくのがここ最近の楽しみです。
農家の方が直接持ち込んだ土地のものや旬のものを買うことができます。今回は、いちごや蕗の薹などが前の方に並んでいました。「あ、この人は!」と、最近は、顔馴染みならぬ、名前馴染みな農家さんも増えました。

この道の駅も野菜の個包装はあります。じっと全体を見ていると必要な理由もなんとなく理解ができたりもしました。
みちのえきは、いろんな農家さんの持ち寄りですが、キャッシャーは1箇所です。その中で、同じ野菜でも違う農家さんのものがあったり。大きさが画一ではないので同じ野菜でもそれにより値段がちがったり。そのための、シールのついた包装があるのだなと。

それを理解した上で「じゃ、包装がなくなったなら何が起きる?その役割に対して何ができるだろう?」と考える。それから考えたら、新たな方法も見えるのではないかとも思ったりした時間でした。

さて、今回もいろいろなお野菜を購入してきて、今日明日で面倒を見ようと思っています。新鮮なので泥付きなども多く。なるだけ皮ごといただきたいと思うときに、助けになるものが1つキッチンにあります。
この亀の子さんの白いたわしです。

私は、白いタワシホワイトパーム(小)を使っているのですが、丸型で小さいので手にすっぽりと入り、握りやすく。力を入れることなく使えます。

今回は、菊芋の表面のよごれや皮をシャシャシャーと洗うようにとったり。
泥付きネギは、一旦手で可能な限り落としたら優しくシャーと何度か撫でて、調理に使いました。
人参や牛蒡も同じようにしています。ベータカロテンやポリフェノールがより多く含まれるのが皮のところだから、本来備わっている栄養が取れます。

もちろん、例えば大根をおでんに使う時は剥いたほうが味がしみるので皮を剥いたりします。その時は、このたわしでこすりながら洗ったら皮を剥き、皮は千切りにして柚子の皮やゆずポン酢などとあえていただいたいたり。

また、人参の頭のところ。これは、食べるではなくて玉ねぎの皮などと一緒に煮てお野菜出汁をとったりします。
もともとはお野菜出汁が好きで、残り物の野菜を全部小さく刻んで甘味が出るまで炒めてとっていたりしましたが。ん!?もしかしてこれらもと入れてみたら、より味にコクが出たりしました。

これもタワシを使ってちょっとした野菜の気になる隙間もシャカシャカ洗い始められたからチャレンジできたこと。

最後に、残留農薬等野菜の表面のことを気にされる人もいるかと思います。野菜の個包装に書いてある言葉、オーガニック有機栽培などの言葉での判断もあるかもしれませんが。どうしてもの場合は、純粋に「これは皮ごと食べていいか」とお店の方に聞くのが一番ではないかなと私は体感から思っています。
その返事を知って食べるのと、知らずに不安なままだと、前者の方が気持ちがよいように感じます。

また、お店自体を選ぶのもいいかもしれません。ビオ・マルシェさんは、以前出会った、インスタントのオーガニックコーヒーを扱う広尾のお店で知ったものですがしっかり食べられるものが多く。宅配サービスもされています。

このサイト内でも、野菜のこと、オーガニックのことを丁寧に説明されていますし、セットは旬のものが多く=お値段も購入しやすく。季節や新しい野菜を楽しむ1つのきっかけにもなるかもしれません。

お野菜を丸ごとしっかり食べること。それを楽しむこと。
正直、野菜用のたわしは贅沢品だと思っていましたが、購入したお値段以上の分量の、捨てていた野菜が、今美味しくいただけてる。
あっていいものだなと感じています。