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サム・アルトマンが原子力企業Okloに8.5億ドルを投資する理由を考える【AI×原子力の未来】

こんにちは、田原です。

数年前まで無気力な中卒フリーターで、アニメ&ゲームが世界の中心だった僕ですが、EAに出会ったことで金持ち世界に突入しました。

今は、いろんな案件を検証しながら月230〜300万くらいの利益が出てるので、経済的にはかなり余裕になりました。(上を見たらキリないけどねw)

まぁ、こうやって自由にやれてるのも、当時の僕が「投資」「自分で稼ぐ」という一歩を踏み出したのが全てなんですよね。

詳しくはこっちで書いてます、どうぞ↓

≫ https://bit.ly/3MqsgJ6

ということで、本題に入ります。

今回は、、

サム・アルトマンが原子力企業Okloに8.5億ドルを投資する理由を考えよう【AI×原子力の未来】

というテーマについて書いていきます。

ChatGPTの成功でその名を轟かせるOpenAI創設者、サム・アルトマンの野望は、AI開発の枠を超えようとしている。彼が今、8.5億ドルという巨額の私財を投じて注目するのが、原子力エネルギー企業「Oklo」だ。

なぜ彼は、AIの未来を、原子力という茨の道に託そうとしているのか?

その背後にある、戦略と野望、そしてAIと原子力の融合が切り拓く未来について考えていきましょう。

ChatGPTの影に潜む「電力」という巨大な壁

サムアルトマンは、AIの可能性について、

「ChatGPTは、氷山の一角に過ぎない」

と、語っている。

しかし、その言葉の裏には大きな不安が隠されており、それこそがAI開発における「電力問題」だ。

ChatGPTの驚異的な言語処理能力は、膨大な数のパラメータを持つ深層学習モデルによって実現されているが、このモデルの学習と運用には、想像を絶するほどの電力を消費することで有名。

例えば、ChatGPT-3の学習には、1,287メガワット時もの電力が使用されたという試算もある。これは、原子力発電1基の1時間分の電力量(約1,000MWh)を上回ってる。SDGsの真逆よな..

とは言っても、AIの進化は今後さらに加速し、電力需要は指数関数的に増加していくことは間違いない。

なので、もしこの電力問題を解決できなければ、AI開発は頭打ちになり、アルトマンの描く未来は閉ざされてしまうだろう。

原子力企業Okloが握る「夢のエネルギー」への鍵

アルトマンは、再生可能エネルギーだけでは、AI開発に必要な膨大な電力を賄いきれないと判断した。そこで彼が白羽の矢を立てたのが、次世代原子力エネルギー企業「Oklo」だ。

Okloが開発するのは、「高速炉」と呼ばれるタイプの小型原子炉。

高速炉の最大の特徴は、従来の原子炉では利用できなかった「使用済み核燃料」を燃料として利用できる点にある。

使用済み核燃料は、ウラン燃料が核分裂反応を起こした後に出る、いわば「燃えかす」のようなものだったが、Okloはここに、まだ膨大なエネルギーが残っていることに着目した。

Okloの高速炉は、この使用済み核燃料を再処理し、再び核分裂反応を起こすことで、電力を生み出す。まさに、「燃えかす」からエネルギーを生み出す、「錬金術」のような技術と言えるだろう。

ちなみに、これはエネルギー資源の乏しい日本で長年研究されてきた技術であり、資源の有効活用と廃棄物削減の両面から注目されてたりする。

三菱重工業には頑張ってもらいたいところ..

Okloの高速炉が実現する未来とは?

  • AI開発の制限からの解放:
    安価で安定的な電力供給により、AI開発は飛躍的に加速する。より高度なAIモデルの開発が可能となり、アルトマンの描く「汎用人工知能(AGI)」の実現も現実味を帯びてくるだろう。

  • 気候変動問題の解決への貢献: 
    CO2を排出しないクリーンなエネルギー源を確保することで、地球温暖化の抑制に大きく貢献する。アルトマンは、AIだけでなく、地球全体の未来も真剣に考えているようだ。

  • アメリカのエネルギー安全保障への貢献:
    Okloの高速炉は、アメリカ国内で燃料を調達・処理できるため、エネルギー自給率の向上に大きく貢献する。これは、エネルギー安全保障の観点からアメリカにとって大きなメリットになる。

アルトマンの野望と「シンギュラリティ」への道

アルトマンは、SPACと呼ばれる手法を用いてOkloを株式公開し、8.5億ドルという巨額の資金調達に成功した。

しかし、Okloの挑戦は、技術的な課題、規制のハードル、そして社会の理解など、多くの困難が待ち受けている。

  • 技術的な課題:
    高速炉の実用化には、まだ多くの技術的な課題を克服する必要がある。Okloは、2025年までに最初の商用炉を稼働させることを目指しているが、実現には、技術開発を加速させる必要がある。

  • 規制のハードル:
    原子力発電に対する規制は、世界的に厳格化している。Okloは、アメリカ原子力規制委員会(NRC)の認可を取得する必要があるが、そのためには、安全性に関する膨大なデータの提出と審査が必要となる。

  • 社会の理解:
    原子力発電に対しては、福島原発事故以降、安全性に対する懸念が根強く残っている。Okloは、高速炉の安全性について、丁寧に説明し、社会の理解と協力を得ながら、事業を進めていく必要がある。(日本は特にここがキツいよなぁ)

アルトマンは、これらの困難を乗り越え、Okloを成功に導くことができるのか?

彼の8.5億ドルの賭けは、OpenAIの未来だけでなく、人類全体の未来を左右する壮大な挑戦と言えるはずだ。

AIと原子力の融合がもたらす未来

アルトマンの描く未来は、単にAIを進化させるだけではない。Okloの原子力エネルギーによって、AIはさらなる進化を遂げ、人類社会に計り知れない変革をもたらす可能性を秘めている。

  • 真のAGI(汎用人工知能)の実現: 
    従来のコンピューターの限界を超えた、高速で高度な処理能力を持つAIが誕生する。これは、人間の知能を超越する「シンギュラリティ」の実現を早める可能性もある。

  • エネルギー問題の抜本的な解決:
    AIは、原子力エネルギーの効率を最大限に引き出し、安全性を高めるための技術開発を加速させる。将来的には、核融合エネルギーの実用化など、エネルギー問題の抜本的な解決策を生み出す可能性もある。

  • 宇宙進出の加速:
    AIと原子力エネルギーの融合は、人類の宇宙進出を劇的に加速させる可能性を秘めている。AIを搭載した宇宙船が、原子力エネルギーを動力源として、広大な宇宙空間を自由に航行する未来も夢ではない。

アルトマンは、AIと原子力という、2つの巨大な力を融合させることで、人類の未来を根本から変えようとしている。

彼の挑戦は、僕たちに未来への希望と同時に、大きな責任感も突きつけていると言えるかもしれない。

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