![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/119491479/rectangle_large_type_2_2d4e23f875745b7704fe8dbde9b042d8.jpg?width=1200)
豆腐屋のひとり言 琵琶湖疎水船
秋の休日、琵琶湖疎水船に乗って大津まで行ってみた。
琵琶湖疎水は琵琶湖の水を京都に運ぶ人口の運河で明治23年に完成した。
琵琶湖疎水船は滋賀の大津と京都の蹴上の間で春と秋の期間限定で運行される。
乗船前に琵琶湖疎水の歴史の説明があり、船上でもガイドさんがトンネルや工事にまつわるエピソードを紹介してくれる。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/119493112/picture_pc_ed81f43102246a02e22963a8b52eb8bf.png?width=1200)
トンネルには明治の元勲が筆をふるった扁額が掲げられていて疎水の注目度がしのばれる。
明治維新後の東京遷都で寂れた京都を復活させるための一大プロジェクトが琵琶湖疎水だった。「京都は帝さんがいはる街なんやで」という京都人のプライドが根底から覆され日が消えたようになったのは想像に難くない。
そんな京都に水利と電気をもたらし再生の原動力になったのが琵琶湖疎水だった。
京都の未来をもたらした先人の苦労に感謝を。
明治の京都に想いを馳せる豆腐屋のひとり言。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?