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小児・発達障害・吃音関連勉強マガジン

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書籍紹介や勉強方法・臨床内容など、臨床技術にかんする記事をまとめています。 含まれている記事は、「セラピスト開業マガジン」の一部と共通しています。 学生さんや新人さん、小児未経験… もっと読む
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2020年7月の記事一覧

明日から怖くない、小児臨床のはじめかた(心理・言語検査編)

こんにちは。言語聴覚士のななさんです。 この記事は、小児・発達障害・吃音の臨床に興味がある、あたらしく始めたい、もっと研鑽したいという言語聴覚士の先生や言語聴覚士を目指す学生さん向けのものです。 または、教育や療育機関、児童発達支援事業所や放課後等デイサービス等でお子さんとかかわっており、生徒さんや利用者のお子さんのことばの発達に対し、何をしてあげられるのか知りたいという人にも役立つかもしれません。 障害のタイプや重症度の異なる、複数のお子さんに対応することに主眼を置いた

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小児・発達障害・吃音の臨床ができれば開業できる

なぜ小児臨床をするのか?理由は簡単だ。小児臨床は楽しい。我々は言語聴覚士だ。 言語・音声・発話・コミュニケーションのオタク・・・もとい、専門家である。世間からは見向きもされないオタクの話を、これほどまでに切実に欲してくれる人たちが他にどこにいるだろうか? ときに小児臨床では、失語症臨床以上に、言語・コミュニケーションの技術を活かせる場がある。 人は、楽しいことだけして生きていきたい。しかし、楽しいことばかりを仕事にできるかといえば、それはまた別の話だ。求めてくれるお客さんが

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誤って刺さる

守破離ということばがある。 茶道や柔道の経験はなく、本家の作法を通じてその精神に浸かったことはないのだが、なにか技能や技術を学ぶときにコレを意識している。 守:まずは徹底的に順守。なにも考えずひたすらコピーする 破:技術を発展的に拡張・応用する 離:独自性を生み出す "守"の部分たとえば料理。 自炊を始めたのは22歳の頃で、4年くらいはずっとレシピを見て料理をしていた。家庭料理の本を何冊か厳選し、レシピを暗記するまで繰り返し作り、一言一句読み込んだ。時間が取れる休日には