世界一簡単なハングルの覚え方 1 ~ハングルを覚えたい人へ~
まずハングルはいくつあるか?ですがいろんな数え方があり、一番多く見積もると子音19個、母音21です。ただし基本的なものを覚えると後はそれに一画増やしたり、二つ繋げたりするだけなので実は労力はそんなにいりません。
子音は、ㄱㄴㅁㅅㅇㄹ が基本の6個
母音は、ㅏㅓㅗㅜㅣㅡ が基本の6個
この12個を覚えるとあとはそれを広げていくだけです。
今回はㅇ ㄱ ㅁ ㅅ ㅏ ㅣ の6個を覚えます。
では子音を覚えていきます。
いや、その前に母音を2個覚えておきます。母音とはaiueoあいうえおですね。
① ㅣ
縦棒1本、英語でいうと I アイみたいな形。ローマ字と偶然同じで「イ」と発音します。
② ㅏ
それともう一つ母音。縦棒の右に短い棒が付くと「ア」と発音します。
この①②をまず覚えておいてください。今後ずっと出てきます。
では、子音を覚えていきます。
③ ㅇ 発音無し
まず、〇です。ただの丸。この丸はゼロを意味して子音は無いことを意味します。まん丸を書いてもいいですし、細長い0のような丸を書いてもいいです。
さっきの二つの母音をつけると(母音だけでは「文字」にはならず必ず子音をつけなければなりません)、
이 イ と発音します。
子音がないことを示す子音と(変な言い方ですけど)、母音の「イ」で、発音はイです。
아 ア と発音します。
子音がなくて、アの母音だけなので「ア」ですね。
④ ㄱ (kまたはg)
まず大原則「韓国語には語頭に濁音が来ない」ので「ガ」とか「ジャ」とか「ド」とかが言葉の頭には来ません。すべて「ガ」は「カ」に、「ジャ」は「チャ」に(シャではない)、「ド」は「ト」などなどに発音します。語中だと濁音が来ます。
ㄱは、語頭だとk音、語中だとg音です。
ㄱこのように書いてもいいですし、ᄀᅠこのように書いてもいいです。
ᄀᅠは鎌(カマ)の形に似てるのでkamaのカと覚えます。カ行を表します。
語頭だと濁らず「か」行(k)、語中だと濁って「が」行(g)となります。
가 か と言います
기 き と言います
가기 かぎ と言います。語頭は濁らず、語中は濁る原則です
가가 かが と言います。これも語頭は濁らず、語中は濁る原則です
아기 あぎ と言います。「あき」とならないように。「あき」という発音はあとします。
カマの形に似ているのでKAMAのカ行と覚えましょう。
⑤ㅁ (m)
口は漢字のクチと全く同じ形です。(ちなみに書き順も同じ)
なぜ漢字の口と同じか?それはマは「口を一旦閉じてからマっと発音するからです」。マウス(口)のマと覚えましょう。マ行を表します。口を閉じてから発音するということも覚えるヒントになります。ちなみに「バ」行と「パ」行も口を閉じてから発音しますが、ㅁの兄弟文字として後に出てきます。
마미 まみ と言います
가마 かま と言います
미기 みぎ と言います。ㄱは語頭だと濁らず語中だと濁る原則です。
口を閉じて発音するマウスのマと覚えましょう。
⑥ㅅ (s)
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