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斜め懸垂のすすめ。懸垂を続けられない、出来ない僕へ。

懸垂は素晴らしいトレーニング。でも環境づくりが出来ず何度も挫折した

懸垂は素晴らしく効果の高いトレーニングです。

これは懸垂を自衛隊や消防署が体力の指標に取り入れていることからも明らかです。それに見た目もかっこいい。ターミネーター2でリンダハミルトンが懸垂をしているシーンもイカしてた。僕も懸垂を極めようと何度も意気込んだのですがそのたびに挫折してしまいました。何故か?懸垂をするにはぶら下がる場所が必要だからです。自宅に設置できる懸垂用のバーも残念なことに僕の住居は懸垂用のバーを設置できる広さがありませんでした。

そういうわけで懸垂に取り組もう!と意気込んで何度も中途半端なところで挫折を繰り返す毎日。身体というのは正直なものでトレーニングを続けないパワーは落ちていく。何かいい方法は無いものか。。。僕が行きついたのは斜め懸垂。別名インバーテッドロウ。英語でAustralian pullです。


挫折を繰り返して公園にある鉄棒で斜め懸垂に取り組んでみる

正直に書くと斜め懸垂、僕はなんかカッコ悪いなぁ~と思ってました。派手とは言えないし懸垂が出来ない人がやる初心者向けのエクササイズじゃないか、、、本当は懸垂がしたい。でも懸垂を続けられなかった僕が仕方なしに始めたというのが正直なところです。しかしこの斜め懸垂、取り組んでみるとなかなかいいエクササイズじゃないかと思うようになりました。

人間思ってもみなかったところに良いものが落ちているものですね!!

斜め懸垂の良いところ

・どこでも出来る!机があれば家でも出来る。

まずこの斜め懸垂の良いところですが家に頑丈な机、どこの公園にでもあるような鉄棒があれば十分に取り組めることです。

家に机があれば机の下に潜り込んでトレーニング出来ます。大事な事ですが取り組む前に机がガタガタしない。壊れそうじゃない 安全面を確認!

公園だったらどこにでもありそうな小学生用の鉄棒を使って出来ます。

このどこでも出来るっていうのがトレーニングを続ける大事な点だと僕は思っています。

ジム通いを続けられる人ならいいかもしれませんが難しいなら自宅でも公園でもとにかく続けられる環境を作る方が大事だ

・負荷を調節できる。懸垂に取り組む前の練習に最適。斜め懸垂を極めていく事も出来る。

実際に斜め懸垂に取り組んでみると分かるのですが、背中の”引く”筋肉はもちろんのことですが前腕の筋肉が焼けるように鍛えられる!

斜め懸垂に取り組んでから「お前って身体細いけど腕太いよなぁ」、「腕が太いですけど何かやってるんですか?」と聞かれます。

また負荷の調整も簡単。公園に行くと大きい鉄棒と小さい鉄棒がありますが大きい鉄棒を選ぶとその分負荷が減ります。逆に負荷を上げたいなぁという時は小さい鉄棒を選んで身体を平行に近づけます。

僕の目安としては大きい鉄棒で20回2セット、もし余裕があるようなら小さい鉄棒で20回2セットといった感じです。

・背中に鬼が出てきた!!

斜め懸垂に取り組んでいくと背中に鬼が出てきました。

背中に鬼とはグラップラー刃牙で主人公の父親の範馬勇次郎が本気になると背中の筋肉が盛り上がって鬼の顔に見えることから来たボディビル好きの間で鍛えた背中が顔に見える現象の事を言います。

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男は一度なら憧れる背中に鬼の貌ッッ


まだ小鬼かもしれないが”鬼”が背中に住み着いたっっ

この鬼の貌が出来るには背中の目の部分(肩甲骨筋、菱形筋)が鍛えられないといけないのですが斜め懸垂では身体を上下する懸垂より目の部分が鍛えられるからいわゆる顔のディディールが彫り込まれていきます。結果的に背中に鬼を宿す、いわば鬼トレと言えるでしょう

懸垂で挫折するくらいなら斜め懸垂に取り組んでみる、とにかく続けられることを取り組んでみる

今まで懸垂に憧れそのたびに続けられる挫折を繰り替えてしてきた僕ですが、今まであまり関心がなかった斜め懸垂に取り組んでみると思っていた以上に大きな発見がありました。何より続けやすい、続けるのが難しくない

というのが大きいです。でもこれってトレーニングだけじゃなくて人生全般に言える事かもしれませんよね。テレビやSNSには若くして成功した人や素晴らしい実績を上げているスポーツ選手の話、エリートサラリーマンの意識高い生活が目白押しです。

それを見てなんと自分がちっぽけな人間に思えたものか。。。

でもちっぽけな人間なら仕方ない。自分が手の届く範囲で出来ることを積め上げていくしかない。

懸垂に憧れてやってみる→辞めるを繰り返すくらいなら斜め懸垂を極めて強くなれるところまで行ってみたい。と僕は思っています。

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