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【起業日記】 Vol.3 起業費用

東京で代理店勤めのCDが独立開業までのプロセスを書き記す「起業日記」。起業までのプロセスや、気づいたこと、失敗などをコンテンツとして紹介していきます。

起業っていくらかかるの?

ピッチにアサインされて準備に追われたり、別の案件にアサインされてクセ強クライアントだったりとなかなか週末も時間が避けない日々がつづいてましたが、なにもしないと時間だけがすぎてしまうので、実際の起業でいくらかかるかを算出することから始めました。
大まかに分けて「開業資金」「運用資金」「生活費」の算出になるのですが、まずは「開業資金」の中でも「株式会社の設立費用」についてリサーチしました。

会社の設立費用

ネットで調べれば、すぐにでてくるもんですが、自分でも調べたところ、株式会社設立にはおよそ25.4万円。余裕見て30万円あれば大丈夫だと試算しました。自分で調べることで大体のスケジュール感や、設立の流れ、節約できるポイントなどが見えてきます。図はおおまかに算出したものです。

設立には2ヶ月必要

いそげば一ヶ月でできるらしいですが、準備以外で設立の手配必要な期間はおよそ二ヶ月かかると言われています。

  1. 社名、発起人、本店所在地をきめる。出資金を用意する。

  2. 印鑑作成(代表社員、社印、銀行印)

  3. 定款を作成する。

  4. 本店所在地の公証役場で認証をうける。

  5. 新規口座開設。出資金をいれる。払い込み調査。

  6. 登記を申請する。(払い込み2週間以内)

だいたいこれで二ヶ月との事。そこに並行して他の資金計画やwebサイト、名刺や営業ツールの制作などタスク山盛りです。その過程のたのしさもしんどさもNOTEにまとめていればと思います。

削れるポイント

基本的には行政機関へ支払うお金がおおいんで、削れるポイントはすくないですが、3点みつけました。
<1>印鑑作成(代表社員、社印、銀行印)  <2>定款印紙   <3>設立代行オンライン業者です。

<1>試算表には1万円で計上していますが、株式会社設立に必要な印鑑は3つ、代表社員、社印、銀行印です。これはネットのハンコ屋さんで相見積もりをとってみるとわかるのですが、高いとこだと40,000円オーバー、最もやすいもので3780円のものがありました。もちろん長くつかうものですし、縁起などもあるのでしょうが、個人的には5000円程度のもので大丈夫かと思います。はんこって押される印が大事であって、華美なケースなワシントン条例的にもアレな象牙や水牛、チタンのはんこでないといけない理由はないとおもいます。その差額で名刺を作る方がよほどお金を産む行動かと、、

<2>定款印紙はデジタル定款をつくって申請すると、印紙代の40,000円が浮く仕組みになっています。そしてそれを利用したのが<3>になります。

<3>会社設立のルートを調べてみて面白かったのが、自分で手配するよりも、行政書士に頼むよりも、一番効率的でやすかったのが、Freeeやマネーフォワード、会社設立クラウドなどの設立代行オンライン業者でした。
自分でやるよりも安い事なんてあるのか?と疑問だったのですが、前述したデジタル定款を作るシステムや、必要な申請のオンライン化などデジタルによって無駄を省きにはぶいているので、現時点のリサーチではこれが一番安くて納期が短くすみそうです。ちなみにその中でも最安値はFreeeでした。

と、今回は株式会社設立までの費用の算出で、業者に代行してもらったほうが安く確実ということがわかりました。ただ、この業者でも、はんこでもSNSやネットのリサーチをつかって実際のユーザーの声を集める事で、実は落とし穴があったなどリスクを避けることはする予定です。時間を味方に、安く確実な方法をかんがえていきたいです。

次は「開業資金」の別項目、「営業費用」や「事務費用」の算出と報告をしていきたいとお思います。

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