いとをかし日々

かぱー

って、頭が開いた感じになるときがあります。

かぱーのときは、だいたい楽しいです。

眉間のあたりが、かぱーってなるときもあります。
ね、みなさんもありますよね。そうゆうとき。
あ、もうすぐ第3の目が開いちゃうな、みたいな感じです。

なんかいろんな硬いものが自分からほろほろと剥がれ落ちて、軽くなったような、あの感じです。

私は、体質的にお酒がたくさん飲めませんので、酔っぱらったことがありませんが、
お酒をたくさん飲んで、えへへへ〜ってなっているときの感覚ってこんなかな、と思っています。

リラックスしている状態ですかね。
ちょっと、ぼーっとした感じ。

ぼーっとしてるのに、いつもよりもセンサーの感度が良い状態。

時間の流れがいつもと変わります。
なんていうか、キャッチしている「いま」が、一瞬よりももっと長い。八瞬くらいになる。
その中を行ったり来たりできる。
長くなったり短くなったりする。

だいたいぼーっとしてますから、
何にもはっきりとはわからないのに、
何でも知っているような感覚。

お芝居やってるときはこんな状態でした。

この感覚を共有したくて、うまく伝えられなくてもどかしかったある日、とある漫画を読んでいたら「そう、まさにこれこれ！」というシーンが描かれておりました。

バガボンドという漫画の、吉岡一門との闘いのシーンです。

スポーツで言えば、ゾーンに入った、という状態ですかね？

実際にはものすごい速さで行われてるであろう動きの中で、なんだか武蔵の内側は静かでゆったり流れているようでした。

そんな極限状態でないと発揮されないのかな、もっと日常使いできないかな、と思っていましたので、いっそのこと、日常をぼーっと過ごしてみることにしたのでした。

で、冒頭の、かぱーがやってくるわけです。
何でもない、ただ道を歩いているときとか、
コーヒーを飲んでいるときとか、
車を運転してるときとか。

ただぼーっとするだけではなく、
静かに何かに集中するのもオススメです。

考えない

目の前だけに五感を開く

私の場合は、かすかな笑いがこみあげてきます。
でも、何がおかしいのかとか、考えない。

ただ毎日おもしろおかしいのです。

なんてね。