夏日牛とわたし
間借りタコス屋さんを目指す私の記録。
前回に引き続き今回は夏日牛のことを書いておきたいと思う。
私にとって世界で一番おいしい牛肉、夏日牛。
夏日牛の魅力を私なりに考えてみた。
【前回の記事】
1.夏日牛との出会い
夏日牛との出会いは、約2年前。
旧Twitterで仲良くしてるみなさんがよくつぶやいていて気になっていた。
とはいえ、当時の私は何か食べ物をお取り寄せして食べたことはなく、ある特定のお肉をお取り寄せして食べるのがハードルが高かった。
それでも食べてみたいと思ったのは、SNSで見かける美味しそうな写真。
#夏日牛 でみんな料理を投稿していて食べたくなってしまった。
夏日牛とは、鳥取因幡の大自然で育ったお母さん牛のブランド。
『おいしいのに、やさしい。やさしいから、おいしい。』というコピーと夏日牛のロゴが印象的で、私は生まれてはじめてお肉を注文するという行動をとった。
はじめて食べる夏日牛は、やわらかくて、脂の風味が上品で甘くて、でも胃もたれしない。こんなお肉は生まれてはじめてだった。
塩をつけて食べる、それだけでほっぺたが落ちるくらいおいしい。
夏日牛は、伊藤畜産さん(代表:伊藤夏日さん)がお届けしているブランド。お肉を育てている人の想いを知った上で、食べ物をいただくのははじめての経験だった。
夏日牛はお母さん牛。お母さん牛は経産牛と言われ、たくさんの子どもを産む。たくさんの子どもを産む分、お母さん牛は他の出荷される牛さんに比べて歳を重ねていき、その分お肉が硬くなってしまう。
お母さん牛は、安いミンチ肉や細切れとして市場に出ることが多いそう。
夏日さんは、一番の功労者であるお母さん牛を最後までいいものとしてお届けしたいという思いで、お母さん牛をおいしいお肉として届けられるようにこれまでいろんな工夫をしてきた。
【参考記事】
そんなストーリーを知ってからまたいただく夏日牛は、本当にやさしい味がした。
『いただきます』の真の意味を知った。
私はすっかり夏日牛のファンになった。
年に数回ある販売日をカレンダーに入れて、販売時間を数分前にアラームをかけて注文するくらい毎年夏日牛に会いにいき、どんな食べ方がおいしいのか色々試すという楽しみを見出した。
そして家族や友人にプレゼントして勝手に美味しさを布教し始めた。
2.なぜ夏日牛でタコスをやるのか
タコスを愛してやまない私は、月に一回はタコスを作る生活をしていた。
タコスといえば肉。タコスにはたくさん種類があるのがもっとも一般的と言ってもいいのがカルネ・アサーダ。焼いた牛肉をサイコロステーキみたいにしてトルティーヤに乗せる料理だ。
夏日牛を食べた瞬間、パートナーがこれをタコスにしたら最高だと呟いた。肉といえばタコス。夏日牛タコス、これは試すしかないと思い、私は夏日牛タコスを作り始めた。
これがめちゃくちゃおいしかった。これはやばい!と目を飛び出しながら、頷きながら食べるメキシコ人のパートナーを見て、みんなに食べてもらっても美味しいと思ってもらえるのではと思った。
そこから友人に夏日牛タコスを振る舞い、おいしいと言ってもらえる体験を少しずつ増やしていく中でちょっとずつ自信になってきたし、もっとみんなに広めたくなってしまった。
間借りタコス屋さんで夏日牛タコスができたら最高だなという私の夢が更新された。
夏日牛はシンプルな味付けでも十分美味しい。そこをメキシコの伝統料理を合わせることで夏日牛のおいしさをかき消さないか。
間借りタコスで利益を出すならもっと安いお肉もある。
そんな葛藤もあったが、お肉をくるんだトルティーヤを手に取り頬張るタコスを広めたい、そしておいしすぎる夏日牛とこのストーリーをもっと広めたいという思いが勝ってしまい、夏日牛タコス一本で初の間借りタコスは勝負することにした。
おいしすぎて広めたいという私のただのお節介なのだけど。
でも愛の国メキシコで愛されるタコスとお母さん牛への愛に溢れた夏日牛のコラボは最強の組み合わせだと思っている。
当日は夏日牛のおいしさも引き立たせながら、伝統のタコスを作るのでぜひ食べていただけたら嬉しいです。
ちなみに次回夏日牛を買えるのは今年の12月。
こちらで購入できるのでぜひSNSをフォローして待っていてください!
【インスタグラム】
https://www.instagram.com/natsuhi_beef/
次回は間借りタコスでは欠かせない、パートナーのことを書いてみようと思います。