ダメな大人たち
こんにちは、お久しぶりです!最近急に夏がやって来ましたね、皆さまも熱中症などお気をつけてお過ごしください☺
世の中は困ったことに様々な問題で溢れています。今回はその中でもパワハラが及ぼす心理効果について2つ紹介致します🔎
パワハラがとにかく悪い、会社全体にとっても良くないですね、というお話です。
そもそも、根本的にパワハラと言えば、なんだかマイルドに聞こえますが、やっていることは立派な犯罪です。
脅迫罪、傷害罪、名誉毀損罪などに該当します。
というのが、前提なんですが。世の中には困ったことに、根性論を唱えたりと、パワハラを認識できない残念な人々が存在するのが事実。
さて、それでは早速見ていきましょう🤓
1、ゴーレム効果
ある人物に対して、周囲の期待が低いとその人物は周囲の期待通りパフォーマンスが低下してしまう。
という効果です、人間は他人にダメだと言われたり、思われ続けると本当にダメになってしまう。
後輩や、部下の事を「こいつできないからさー」などと言っていると本人の実際の能力とは関係なく、失敗することが多くなり、本当にダメになってしまいます。
生産性はガタ落ち、本来会社の未来を背負ったかもしれない人間を潰しかねません。
これはパワハラに限らず、親子間でもよく起こることです。
「うちの子は、ダメなのよー」
なんて、子どもの前で言ってませんか?子どもはあなたの言葉通りに育ちますよ。
ちょっと話が逸れてしまいましたね、戻りましょう🚲
2、ラベリング効果
「あなたは~よね」と言われるとそうなる、という効果です。
優しい人だね、と言われればますます優しい人に。
明るい人だね、と言われればますます明るい人に。
ラベリング効果は上手に使えばビジネスに大変有利です。
「〇〇さんは、いつも率先して行動してくれて助かるわ」と度々伝えていれば、相手はアクティブに仕事のできる人へ育っていきます。
ただし、ラベリング効果はマイナスの効果でも働きます。
「お前はダメだ」「いつもいつもミスして」
などと言われ続ければ、ダメになるし、いつもミスする人間になってしまいます。
ミスをする➡怒られる➡また怒られるという恐怖感、ラベリング効果でミスをする➡また怒られるの繰り返しになり、どんどん負のスパイラルに陥っていきます。
生産性だってどんどこ下がっていきます。
さて、ここまで2つの心理効果を見ていきました。詳しく知りたい!他にもどういったものがあるか知りたい方は是非、ネットで検索したり、本を読んだりしてみて下さい😊
上記に挙げたのはほんの一部ですが、それでもパワハラは百害あって一利なしという事がお分かりいただけたでしょうか。
そもそも、会社というのは効率的にお金を稼ぐ場所のはずなのに、パワハラで生産性を下げる、挙句の果てに辞めさせるなんて会社の不利益でしかない事をするような人間が放置されている事が不思議で仕方ありません。
そもそもストレス自体、万病の元であり、ストレスが溜まる環境自体生産性の低下を招いているわけです。
ストレスにはメリットもありますが、抱えなくてもいいストレスはこの世にいくらでもあります。
日本には古来より、『言霊』という言葉が存在しています。
実際、言葉は自分が思ったより、ずっと強く、相手に影響を与えます。
どんな時であれ、自分の言葉を相手がどう捉えるのか、きちんと考えて話すのが、人間の正しいコミュニケーションのあるべき姿だと私は考えています。
相手が年下だろうが、地位が下だろうが、年上だろうが、仲がよかろうが常に人対人のコミュニケーションには礼儀や尊敬も持つ!
最後に、この記事が目に留まったパワハラで苦しんでいる方へ
自分はダメだ、余所へ行ってもやれないと言われ、そう思い込んでしまっているかもしれませんが、あなたを傷つける人間の言葉を信じないで下さい。
1人で抱え込むことはありません、他の人に相談する、労基に相談する、弁護士に相談する。
最初にも、話したようにパワハラはそもそも犯罪です。犯罪者の下で働く事はありません。
退職の方法だっていくらでもあります。無理に強くなる必要もありません。
法律は労働者の味方です。
自分がいなくなれば会社が潰れる、他の人に負担が、と考えてしまうかもしれません。
何よりも大切なのはあなたです。自分の気持ちを大切に。
会社や、相手を変えるよりも自分が変わる方がずっと簡単ですし、あなたが一生懸命変えなければならない相手なのかよく考えましょう。
個人的な見解で、完全な蛇足ですが、ブラック企業はどんどん潰れていけばいいと思っています。
どうして潰れるのか考え、改善していけば、世の中の会社がより良い方向へ向かっていく。
人材はある程度流動的であった方が健全ではないかと考えています。
以上!義務教育に労働基準法の学習が組み込まれていないことが不思議だな部、部長のはまゆうがお送りいたしました!
それでは、またいつか、夜の帳が下りる頃お会いしましょう、おやすみなさい🌙