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コンドロイチンはどうして吸収されないのか?

コンドロイチン(正式にはコンドロイチン硫酸といいます)は大きすぎるからです。もちろん、目で見えるものではなく、電子顕微鏡レベルの話しですが。 

化学の世界で、分子の大きさは、分子量という数字で表します。この数字が大きいものを高分子と言い、小さいものを低分子と言います。

一般的に売られているコンドロイチンの分子量はおおよそ、3万~10万程度で高分子です。それに対して、腸で吸収できる分子量は、おおよそ2千程度です。(物質の性質によっても異なりますが)

単純に、分子量が2千よりも大きい物質は腸の吸収口を通過できないのです。

そのために、生物は食べ物を消化する方法を考えました。消化酵素で食べ物を分解することで(高分子から低分子へ)、はじめて腸から物質を吸収できるのです。

ヒトの消化器官は残念ながら、コンドロイチンを分解する酵素を持っていません。

このような理由から、従来のコンドロイチンは飲んでも吸収されません。そこで、この課題をクリアしたのが、NANOMEDICAの高吸収性ナノ型コンドロイチンです。

吸収できるかできないか・・・・・地味ですが、とっても大事なポイントです。

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