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Jリーグとテクノの共通点を探ってみる。

フットボールとテクノを愛するなのをと申す者です。
この記事を書こうと思ったきっかけは記憶にも新しい清水エスパルスと我らが電気グルーヴのコラボレーションです。

わたしは他サポ(アビスパ福岡のサポーターなので)ですが、当然買いました。

あと、キーホルダーも。

このコラボレーションが展開された背景には、Jリーグが基本的には地域密着を基幹として運営されていることがまず最初に挙げられます。
電気といえばレペゼン静岡…。
ピエール瀧氏が以前からメディアで清水エスパルスの試合を観戦した感想を述べていたり、Jリーグに関する企画を展開していたのも、電気ファンなら印象にあるかと思います。

DJの田中フミヤ氏も冬の高校サッカー選手権の感想を当時の自身のサイトに書いていましたね。

それと、わたしもテクノを中心とした音楽雑誌・ele-kingを愛読していたので、やはり静岡出身で、テクノにまつわるライティングで著名な野田努氏が同誌の編集後記に清水エスパルスの初J2降格について触れていたのも衝撃を受けました。

なぜかといえば、わたしがアビスパ福岡という少しクセの強いクラブチームを応援しているからか、当時、テクノパーティのDJやオーガナイズ業を行なっていましたが、あまり良い反応は得られず、「変わった趣味をしているな」と同業者に受け取られていたように感じました。

少し、話が脱線しますが、オーガナイザーとして、UNDERGROUND RESISTANCEのメンバーやDJ BAKU氏など幅広い観点で「めっちゃシブいダンスミュージックをやっている人」をパーティのゲストに呼んでいましたが、そのゲストでリアクションを得られた人を無理やりアビスパ福岡の試合にも連れて行ったりしていました。
今から考えるとめちゃくちゃです。改めて当時のわたしに関わって下さった方々に感謝致します。

閑話休題。

そういったダンスミュージックの現場から細々とだとしても、聴こえてくるフットボールへの渇望感。
それにヒップホップほどではないにしろ、自分の地元や地域をレプリゼントするテクノミュージックの姿勢は実は非常に相性が良かったのでは?と個人的に思った部分でもあります。
テクノミュージックの大きなルーツのひとつ、YMOもアジア、東洋、日本のイメージをクールに打ち出していました(個人的には当人たちは実のところデラシネ感も強いのではと思うのですが…)。

自分たちの「場所」や「地域」をレプリゼント(レペゼン)するヒップホップとJリーグ(クラブチーム含む)のコラボレーションは今ではそれなりに目に付くようになりましたが、テクノというジャンルが本邦においてはかつての勢いを失っていることも事実ではあります。
たまには所謂「セルアウト」してしまったようなコラボレーションもありますが、それはまた話が変わってきますので、ひとまずおいておきます。


久しぶりに少し長めのテキストを書いたのですが、もう少し論理思考が整理されたものが書ければと思っております。読みやすいものを目指したつもりではありますが。
不慣れなせいか、スマートフォンからのきちんとしたライティングは難しい…。

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