飛び降り自殺を考える

 まず誤解をうまないために、別に私自身が自殺を考えている訳では無い。

 私の教室は三階だ。そして私の席は1番前の、端から2番目だ。数合わせのため、端に隣の席は無い。授業中はよく半分扉が空いているから、その席からは外の景色がよく見える。といってもそこから見えるのは向こう側の校舎と空くらい。

 そこで、ふと考えることがある。
特に今日みたいな曇りの日は、雲があるのが分からないくらいに空は一面にくすんだ白色でまみれてる。綺麗だ。綺麗な空も青空ばかりでないと気づいた。

 三階だから木や草も見えない。だから風の動きが分からなくて、まさに虚空のようなその景色を見て、長ったるい授業を抜けて 時が止まったようなその空に向かって飛び出してしまいたい。そんな気持ちが不思議に浮かぶのだ。

 そして、飛び降り自殺をする人の気持ちとか行動が、何となくわかったような気がしてくる。もちろん自殺した人の話は聞けないから、単なる私の妄想でしかない。

 自分の存在に追い込まれて、逃げても逃げても離れられない自分の存在。そんな状況の中またあの空 景色を見た時、私は何をするだろうか。もしかしたら彼らも、限界の心で 最後にこの世界の美しさにすがったのかもしれない。

 厨二病の私にも、この世がどれほど綺麗かを知ってる。

 もう一度言うが、別に私はしにたい訳では無い。
私の場合、どれほどこの世が美しくてもこの存在が浮いてしまうから、二次元なんてものに逃げるんだろうな。どこまで浮かべば、あの綺麗な空に届くんだろうな。

 はあ、やっぱりこの忙しい時期に真面目にブログを書くのは控えた方が良さそうな。
 さあ、勉強しよう。

 あなたは曇り空の綺麗さを知ってる?

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