性格は顔に出る の実態

 人との会話が苦手という私にも、特に身構えてしまう人というものが存在する。大概それは、よく知らない人の中でも特に、見た目や態度に自信があるような、自信の無い自分とは少し対照的な人に対して起こる。
 

 そう、私はよく人を見た目で判断する。見た目というのは、単なる外見というよりは、私がそれを見て勝手に解釈したものをいう。

 見た目ばかりで判断をするのは確かによくないし、自分も外見と中身で好意的でないギャップができてしまう方だから、それを見た目で判断されるとなると困ってしまうことはある。

 しかし、見た目で判断をするといのは、やはりその人を理解しようとするのに一番で、することに関しては私たちに必要な判断材料だ。

 内面は外見に現れる。そんな言葉に、それだけ見た目で判断している部分が多いだけ。何かでそう返している人がいた。そんな発想を持ったことがなかった私は、その言葉にただハッとした。

 私たちは他人を理解するために、いったいどこを見るのが正しいのだろうか、きっとこの答えに正解はないだろうが、だからこそ色々な人から見えるその人の魅力や短所は変わって、その味方や解釈は無限大なのかもしれない。

 私が見えているこの世界も、今隣に座る彼の世界とは全く別物なんだろうな。

 あなたは他人を知ろうとする時に何を見る?

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