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春夏秋冬代行者

今年に入ってゆっくり読み進めていた小説があった。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン原作者の作品、春夏秋冬代行者シリーズである。ついこの間やっと最新刊の暁の射手まで読み終わった。

ヴァイオレット・エヴァーガーデンのアニメでは毎話泣かされた記憶があり、期待しながら読み進めた。


文字を書くのが苦手な私がせっかくなので文章で感想を残しておこうと思う。(文字を書く練習)

【あらすじ】
世界には冬しか季節がなく
冬は孤独に耐えかねて
生命を削り春を創った。
やがて大地の願いにより
夏と秋も誕生し、四季が完成した。
この季節の巡り変わりを
人の子が担うことになり、役目を果たす者は
”四季の代行者”と呼ばれた――。
これは季節を世に顕現する役割を持つ
現人神達の物語。

電撃文庫公式サイトより


シリーズの1冊目、春の代行者を読むときはそれぞれのキャラがよくわからなくて読むのがなかなか苦戦した。それぞれの四季のキャラたちが描かれて行くにつれてページを読む速度があがっていく。
思ったより重い話だったけど、暁の射手まで読むとすいすい進んでいった。

春の代行者は春と冬のお話がメイン。春の代行者の”雛菊”、それに春の代行者護衛官”さくら”と冬の代行者の”狼星”の衝撃の過去。
重い…!重すぎる…!
夏の代行者は夏メインのお話かと思ったらと夜も登場、夏の二人の婚約者のキャラが濃ゆくてなかなか読み進めるのが楽しかった。
暁の射手はいままでと違って少し小さな事件だが、射手と守り人との関係が尊すぎて読み入った。最後のシーン良すぎます。
それぞれの季節や夜や朝のお話がメインだが秋の季節がメインのお話がない事に気づいた。次のお話で秋がメインになるのかな…


そんなこんなでそれぞれの作品を楽しんだのである。
これからまた続きが出るのが楽しみだ。


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