楽天トラベルの活用法

楽天トラベルは今でも利用しているが、これは検索ページがまともに見られるので料金を比較しやすいのと、航空機とのセットだと個人包括旅行運賃を利用できてJALやANAでも割安だからである(それに対して新幹線は運賃が安くならないのでエクスプレス予約等とホテルとを別々に予約するようにしている)。

楽天トラベルでJALやANAの個人包括旅行運賃では、スカイマークやLCCと同等の運賃で大手に乗れるし、特に繁忙期はLCCといえども運賃が高いし、平時であってもLCCに常識的なオプションをつけると全然安くないので、敢えて我慢してLCCに乗る動機がない。スカイマークはそこまで極端ではないので、個人包括旅行運賃以外では最もバランスが良いのではないかと思うが、利用可能な路線が限られる。個人包括旅行運賃は日帰りでは利用できないので、日帰りで鞄1個で身軽に出かけるならLCCを利用する可能性があるが、1泊すればJALやANAでも安く乗れるので、わざわざ日帰りする動機が乏しい。

楽天トラベルではJAL利用のページとANA利用のページとを行ったり来たりしながらホテル代との合計金額を比較できるので、両者を比較して安い方で予約するようにしている。所詮個人包括運賃ではマイルがろくに貯まらないので、どちらかに寄せるよりも安い方を利用する方が有利だからである。かつてはJALの方が安かったが、早めに予約する場合にはANAの方が安かったりするのでANAばかりを利用することもある。どちらも大手なのに両者で需給バランスが異なるのが興味深い。結果的にJALとANAの両方に乗るようになるので、両者の違いが徐々に見えてくるようになる。

株主優待券の相場にもよるが、株主優待割引を使えばJALやANAでもそんなに高くないし、特に繁忙期は個人包括旅行運賃も高いので株主優待割引の方が安いこともあるし、自由に予約変更できるしマイルも貯まりやすいのだが、離島路線でコミューター航空会社とのコードシェア便を利用する場合には、個人包括旅行運賃以外ではべらぼうに高いノーマル運賃しか利用できなかったりする。逆に、個人包括旅行運賃なら本土と変わらない値段で離島に行けるので、離島に行くなら個人包括旅行運賃の飛行機で直接行くのが一番手軽かつ割安である。

ホテル単独で予約する場合にも楽天トラベルを利用するが、楽天トラベルで料金を比較した後で大手ビジネスホテルチェーンを予約する場合には、ビジネスホテルの予約サイトで直接予約するようにしている。基本的にホテルの予約サイトでの予約が最も割安だし、大手ビジネスホテルチェーンならポイント等も貯めやすく利用しやすいし、宿泊回数が増えれば優待もあるからである。

レンタカーもトヨタレンタカーやタイムズカーレンタルといった大手で直接予約するようにしており、楽天トラベルでレンタカーを予約するのは大手レンタカーの店舗のない離島等の僻地で自前の予約サイトを持たない地元レンタカー会社に予約を入れるときくらいである。楽天トラベルでは航空機とセットでレンタカーの予約を入れることも可能なのだが、楽天トラベル経由で予約すると上級会員向け優待を利用できずにどこの馬の骨扱いで、クラス指定にするとろくでもない車ばかりあてがわれるので(楽天に手数料を取られるのでレンタカー会社にとってあまり良い客ではないのだろう)、大手レンタカー会社の予約には利用しない。

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