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1日23時間で暮らしてみる。

はしゃいで跳ね回る

1日1時間を未来の自分への投資として、「はしゃいで跳ね回って」みようと思い元旦に書き始めています。あめましておめでとうございます。

「はしゃいで跳ね回る」の引用は「LIFE SHIFT」からです。

LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略 リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット著
フリープレイ 人生と芸術におけるインプロヴィぜーション スティーブン・ナハマノヴィッチ

1日1時間をいまの生活や仕事のための「せねばならない」時間から解放して、「こんなことがしてみたい」「このひとと何か一緒にやってみたい」「未来でこんな景色が見てみたい」という時間に使ってみようと。

1日1時間、1年で計算すると365時間になり、それは1日24時間で計算すると15.2日、1日8時間仕事をするとして計算すると45.6日が確保できる。月に20日間、1日8時間仕事で稼働していると考えると約2ヶ月の時間が生まれる。いまの仕事をやめなくても短期留学ができるくらいの時間が生み出せるのではないか、という仮説です。


進化の学校

2020年は、「進化思考」をオンラインで学ぶコミュニティ「進化の学校」を第2期まで運営してみました。
11月27日(土)-28日(日)に著者 太刀川英輔さんの会社「NOSIGER」で進化思考合宿を実施した際に、合宿2日目の最後に生まれてきたコンセプトが「1日23時間で暮らす」です。合宿の様子は、光野由里絵さんがまとめて以下のnoteにまとめてくれました。

2019年9月からスタートした投資型オンラインコミュニティ「市役所をハックする!」も、2018年6月に参加した進化思考ワークショップから生まれたアウトプットです。「進化思考」的に考えてみると、というのが口癖にもなってきましたが、このnoteのタイトル「1日23時間で暮らす」も進化思考ワークショップから生まれてきました。


オンラインコミュニティ

コロナ禍になる前、2019年5月から毎週1時間をつかってスタートした「山田ラジオ」を皮切りに、「市役所をハックする!」「進化の学校」など、4つのオンラインコミュニティを継続してきました。はじめて、noteにまとめてみました。こうしてふりかえると「週1時間」それぞれの自分の関心に合わせて、共感する仲間とのオンラインコミュニティを2年近く続けてきていたなーと。

1.毎週水曜朝7時から「山田ラジオ」

2.毎週木曜/土曜朝7時から「オンライン関係人口未来ラボ」

3.毎週木曜21時から「市役所をハックする!」

4.毎週日曜朝7時から「進化の学校」

「進化の学校」は2022年2月から新たに「毎週土曜朝8時から」4週連続企画として実施します。さらに「進化の学校」を修了したメンバーとは明日1月2日(日)から、新たに「進化思考研究室」として日曜朝7時の時間を活用していきます。

共通点がありそう

それぞれのオンラインコミュニティで共通していることとして「チェックイン・チェックアウト」「セーブポイント」があるなーと気づきました。

チェックイン・チェックアウト

ひとりの妄想で未来は変わる VISION DRIVEN INNOVATION 佐宗邦威 著

セーブポイント|save point
名付けは重要だが、意味や枠を固定化しかねない。(中略)そのため、最終的なもの・完成版として名づけをするのではなく、GI(ジェネレイティブインテンション)と出合った感覚にいつでも戻れるための「セーブポイント」として名づける。

未来の自分がどうなっているかはわからないが、それを想像や妄想する時間を確保して、一緒に問いを考える仲間と同じ時間を過ごすなかで「いま ここ 自分」に意識を向けてみて、いま言葉にできることをアウトプットしてみる。それはまだしっかりとしたコンセプトや明確なビジョンではないかもしれないが、「今日の自分はここまで考えて、言語化できるようになった」というセーブポイントとして記憶に留めることが週1時間の習慣となってきています。 
今朝も元旦に起きて、土曜なので「オンライン関係人口未来ラボ」のメンバーと一緒に、チェックイン・チェックアウトして、まだ言葉にならないなにかをアウトプット、セーブポイントとして残しておく、そんな朝の時間が過ごせました。1月1日ということもあり、まだうまく書けそうにないが、こうやってnoteに残しておいて、また1年後に振り返れるようにしておきたいと思います。

トランジション 

トランジション 人生の転機を活かすために William Bridges

最後に、トランジションの本からの引用を残しておきたい自分に気づきました。オンラインコミュニティのメンバーがトランジション、人生の転機を迎え、その変化に向けてのプロセスも毎週共有してくれて、新たな挑戦に向けて一歩踏み出していく様子を間近でみることもできました。自分自身も人生の転機となる1年になりそうなので、この5つの言葉をこのnoteのチェックアウトとして残しておきます。
特に「話し相手を見つける」に惹かれている自分がいます。話し相手を見つけて、コミュニケーションできる時間をつくり、焦らず、でも些細だけど自分のやり方を大事にする、そんな時間を「1日1時間」確保してみようと思います。

ロビンダンバーの「ダンバー数」では、「親友」(コンフィダント)という表現もありました。

有意義な交流のために使える時間が、週に28時間(1日4時間、1ヶ月120時間)だとしよう。すると150人いる村で、あなたが一人ひとりと過ごせる時間は1ヶ月のうち約45分だ。残念ながら、月に45分程度の付き合いでは、誰とも親しくなれない。

マッキンゼー流 最高の社風の作り方 ニールドシ/リンゼイマクレガー

1日23時間で暮らしてみても、週に7時間、ダンバー数的に最初のコミュニティの「親友(コンフィダント)」3人〜5人の各メンバーに対しは、月に4時間半程度の時間が必要と。その時間はいまでも確保できていそうだなと思いますし、「1週間で28時間」は有意義な交流に使えると書いてくれていたので、週に7時間なら全然いけそうだなと思いました。
まずはこうやってアウトプットしてみて、実際に仮説検証をしてみようと思います。
今年も1年間、よろしくお願いします。

追記「チャンドラー方式」

サムネイルの説明をしてなかったので、追記として書き足しています。

村上朝日堂はいほー! 村上春樹

毎週、曜日とテーマを決めて、朝1時間、オンラインコミュニティを運営してみて「書斎っぽいな」と感じていたので、村上春樹さんがいう「まずデスクをきちんと定めない」というレイモンドチャンドラーの引用にとっても共感します。書けないにしても、とにかくデスクの前に座り続けることを意識しておくことが「レディネス」となり、閃いたときにさっとアウトプットできるようにしておきたいなーと思っています。

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