世界樹の魔法使い もくじ

▽もくじ
プロローグ
・1章:天刺す尖塔と不良教師       
・2章:争う尖塔の学生たち         
・3章:三年前と元研究員       

▽あらすじ
世界には『人間と獣人』がいて、それぞれから『魔法を使える者と使えない者』が生まれた。魔法を使える人間と使えない人間。魔法を使える獣人と使えない獣人。大まかに四つの部類に別れている人類は、姿形に特徴も違えど同じ世界の中で上手く生活をしていた。

その安寧を1万年もの間支えてきた組織は『砂漠の世界樹』と呼ばれていた。そこは人類にとっての中枢機関であり、魔法使いの聖地とも呼ばれているところだった。

サン・テンペスト・ジョイナーは、その世界樹の中で研究員として働いていた。魔法使いとしての聖地、人々をまとめる中枢機関、そして将来を有望されている組織『魔法歴史研究局』に所属と、あらゆる出世条件が揃った職場は、ジョイナーにとっても安定した将来と地位、平和が約束されたものだった。

だが、その時は長くもたず、突如、終わりを告げることになる。

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