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【展覧会レポ】古代ガラス 輝く意匠と技法【MIHO MUSEUM】

ガラスの色んな表情に魅了されるし、形も動物、植物モチーフの可愛いものが多い

特に綺麗だったのは銀化ガラス



銀化ガラスとは

時間をかけてガラスの成分が様々な成分と反応して色んな色に見えること
螺鈿に近しい色味を感じる…

ガラスの一部分が銀化して鮮やかな色をしている一方長年の歳月で土のようになっている部分との対比がエモい



展覧会では「十章 銀化の愉しみ」のみ写真撮影可能

以下良かった作品

魚型容器(パレット) エジプト前15-前14世紀

https://www.miho.jp/booth/html/artcon/00002528.htm

MIHO MUSEUM公式HPより

古代エジプトの容器 ふっくらした魚の形がかわいい 置物としてめちゃくちゃほしい


河馬像 エジプト 中王国時代

https://www.miho.jp/booth/html/artcon/00005931.htm

MIHO MUSEUM公式HPより

丸いフォルムが凄く可愛い 復活、再生を意味する蓮の華が描かれている
足が折られているのはカバの凶暴性を削ぐ為らしい、、こわい


植物文杯 東地中海地域あるいはイタリア

https://www.miho.jp/booth/html/artcon/00002603.htm

MIHO MUSEUM公式HPより

うっすら緑がかったガラスに素朴な植物文様がかわいい 淵に少し銀化があって角度によって色味が変わる美しい


両手付小壺 東地中海地域 前2-前1世紀


パテラ杯



吹きガラス碗


杷手付水注


円筒形容器


銀化とそうでないところの対比がマジで良い 時の積み重ねを感じる美しい

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