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初めての連載を終えて。


こんにちは!漫画家のNANNOです!

先日人生初の連載漫画「社会人留学は自分を救う?」が無事に最終回を迎えたので、今日はそのあとがき的なものを雑多に書いてみようと思います。年末だしね!総まとめ的な意味でもね!

まず、なにせ初連載だったので、無事に最後まで描ききれて本当に良かった…!!

だって連載開始した頃とかはもう全てが手探り状態で、「ロンドンの背景とかどうやって描くんだろう…?怯」って来るべき未来の展開に怯えてました。
だけど物語の進む順番が、日本(身近)→マルタ(田舎)→ロンドン(都会)って回を追うにつれて徐々に作画の難易度が上がっていく感じだったから、漫画の中の私が成長するにつれ、それを描いている現在の私も共に成長していくという、己との二人三脚的な成長劇が密かに繰り広げられていました。

そう。そもそも、「漫画家になるぞ!」と決意した時期と「留学してやる!」って決意した時期がほとんど同じで、この作品はその二つの決意が融合してできた子供のようなものなので、並々ならぬ思い入れがあります。

漫画も英語も始めたの2年とちょっとくらい前からなんですが、
初めて漫画描いた頃は1つのコマ描くのに1日くらいかかってたし、英語に至っては英語力皆無でしたよ、皆無。冗談抜きで中1英語も分からなかった人間です。それが2年後、留学の漫画を連載させてもらえるようになるなんて、夢のようなお話ですよ。

逆に言えば、人間2年くらい本気で頑張れば多かれ少なかれ結果は出るということが分かったので、なんでもコツコツ継続してみるもんだなと思いました。

幸いこちとら良い歳した大人なもので、時とか一瞬で過ぎるのでね。
2年とかね、もう体感的には秒ですわ。

あとがき _濃い

さて…2019年の12月からちょうど1年くらい連載させてもらったこの漫画ですが、当初はもう少しだけ早く最終回になる予定でした。それが5話ほど長く描かせてもらえることになったり、緊急事態宣言の時には特別編を描かせてもらえたり、読者の皆様の応援が無ければ描けなかったであろうお話がいくつもあります。

特にこのコロナ渦のご時世、留学や海外に行きたくても行けない人達がたくさんいる中、こんなお気楽な留学漫画を描き続けていいものかと悩んだ瞬間もありました。そんな時も、読者様の応援があったからこそ、こうして最後まで描ききることができました。感謝しております!!最後まで見守ってくださった読者様、留学ジャーナル様、ebook japan様、そして私を見つけて育ててくださった担当I様、本当にありがとうございました!!!



連載は終了しましたが、来年2月には電子単行本の発売が決定しています!描き下ろし大増量なので、連載で読んでくださってた方にも是非是非読んでほしい内容になってます!またebookjapanでは1月5日までは全話無料で読めますのでそちらもよろしくお願いします!



そんなわけで、必然的に私の年末年始はこの描き下ろしの作業で漫画三昧です。
でも数年前までは、自分の表現方法や人生について悶々と自問自答して過ごすお正月が常だったので、迷いなく漫画に全力投球できるお正月はとても幸せです。

皆様も幸せなお正月をお過ごしください。
そして幸せなお正月のお供に、良ければ私の漫画をどうぞ。えへへ。


それでは良いお年を




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