シン・イナズマイレブン構想

最近、つるまいかだ先生の漫画「メダリスト」を読んでいて思ったのだが、この漫画のような雰囲気を、「イナズマイレブン」のアニメに持ってこれれば再ブレイクするのでは無いか?と考えた。
「メダリスト」は、王道のストーリーながら、表現描写が丁寧であり、大勢のキャラを出しながら、たった1回しか出ないキャラでも個性が活かされており、それぞれのキャラの持つ個性を殺しておらず、よく出来ている。「ワールドトリガー」も似たような雰囲気だ。
「イナズマイレブン」は、ストーリーは王道で、必殺技描写も美しいが、大勢のキャラがいる中で、試合で活躍できない、活躍の場が少ないキャラも存在する。例として雷門中なら、無印:半田、栗松、宍戸、少林、影野など。GO:青山、一乃、影山輝、浜野、速水、二軍選手など。
こういった、個性を見せる場が少なかった選手たちにも光を当て、「メダリスト」の雰囲気を活かした、「イナズマイレブン」の世界を再構築する、その名も「シン・イナズマイレブン」構想。これが実現すれば、成功するかどうか問わず、イナズマイレブンは大きな盛り上がりを見せるだろう。

私が考えた、「シン・イナズマイレブン」のアニメで、具体的な「これが実現したら面白そう」と思う要素は以下の通り。
無印GO問わず:ストーリーをゲーム準拠にする。(かなり重要。ゲームの方がキャラやストーリーの掘り下げが多く、アニメを補完しているところもある。)
無印:先程の栗松らの習得技を多くして見せ場を増やす。特訓描写も細かいとなお良い。(無印は必殺技の特訓描写があってそのまま必殺技に繋がったのは殆ど主力メンバーしかいなかったような。そして、練習のみ使用した技も本番で各キャラが発動させることで、全員でサッカーをしている雰囲気が出せる。)
相手チームのメインキャラ以外のキャラにも必殺技の使用描写を与える。(出来れば全員。それまでの苦労の描写もあるといいなぁ。フットボールフロンティア編は見ていないので分からないが、無印ならば帝国・秋葉名戸・世宇子・木戸川清修・エイリア全般・ファイヤードラゴン・ナイツオブクイーン・ユニコーン・オルフェウス・リトルギガント、オーガ辺りは凄いことになりそう。GOは下に記す。)
エイリア編での雷門メンバーの離脱理由をゲーム準拠ないしアニメとゲームの理由を混ぜ合わせる。(特に風丸や栗松はアニメとゲームで離脱理由が違うため、2つを混ぜるか原作であるゲーム準拠にすると良くなりそう。)
各キャラがエイリア石に洗脳された理由を出す。(特にダークエンペラーズはどうやって洗脳されたのかが不明だったため、これを出せば面白くなるだろう。エイリア石の力でダークエンペラーズメンバーの既存の技がみんなV3や真とかになっていたらより絶望感が増す。雷門メンバーも試合で進化するとより熱い。円堂はあったが。)
日本代表メンバーを増やす。(砂木沼やシャドウ、源田など、ネオジャパンのメンバーの一部が代表入りする展開が見たい。ウルビダや塔子、リカが入るとオールスター感が増す。)
円堂3年生編と栗松キャプテン編を作る。(特に実現して欲しい項目その1。最後の挑戦と、栗松のキャプテンとしての素質はどんなものかが見たい。新技連発で激アツ展開間違いなし。)

GO:雷門の主力メンバーの全員が化身使いになる。(アームドもOK。化身のバーゲンセールだが、キャラの活躍を増やすにはいいかもしれない。)
化身を持たないキャラクターも化身に対抗できる強力な必殺技を取得させる。(全体的にDFが「ただのカカシですな」状態になっていた。)
メインキャラ以外にも必殺技を与える。(無印編のやつと同じ。GOなら海王、帝国、木戸川清修、新雲、ドラゴンリンク、ゼロ、プロトコルオメガ全般、セカンドステージチルドレン全般、デストラクチャーズ、グランドセレスタギャラクシー全般は盛り上がりそう。特訓描写はGOは無印と比べると多少減った感もあるので増えていると良し。)
フィフスセクター結成までの経緯の詳細を描く。(子供を社会的な名声のために利用する大人の闇が描かれ、シリーズ屈指のシリアスシリーズになりそう…。天馬たち以前に反乱を起こした人達もいたらなお良い。)
プロトコルオメガ、セカンドステージチルドレンの過去の掘り下げ(キャラの細かい出自が明かされないことが多いため、これはぜひやって欲しい。特にベータやSARU、ザナーク辺りは気になる人が多そう。これも暗くなりそう…。)
アースイレブンのメンバーを増やす。(元々少ないので、千宮路や白竜、雪村などを追加して宇宙でソウルを覚醒させたり、化身を使って戦うのが見たい。その場合信助の立場はどうなるのか?)
天馬の世界編、2、3年生編を作る。(特に実現して欲しいシリーズその2。天馬の夢の続きとその到達点を一緒に見たい。)
アレス・オリオンは、見ていないかつパラレル扱いなので今回は省略(明日人たちもいつかは救われるだろうか?)

現実的に考えれば、予算やスケジュールの関係で難しいと思われるが、できる限り実現してほしいというのが感想である。
最後になるがゲームの新作で、イナズマイレブンが再び蘇る事を切に願う。

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