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手首を使わない≠リリースしない

以前から気にされていた、チキンウィング(左肘の引け)の
修正にはいる為には、まず体の右側の使い方を修正する
必要があると考えられます。

端的に言えば、チキンウィングの原因は
体の右側の使い方に原因があると考えます。

リリースをできずに、右半身がボール側に突っ込む

ダウンスイング以降は、支点となる、肘や手首の動きが
先行し、ゴルフクラブは若干遅れてインパクトに向かう様に
なるのが、自然な形です。

お送りいただいた動画では
クラブのヘッドと肘や手首にラグ(時間差)はなく
ヘッドが矢印方向に引っ張られる動きがありません。

スクリーンショット 2021-05-06 14.56.34

右半身を固めて、インパクトを安定させたいけど
固めると届かなくなってしまうから
体ごとボール方向へと突っ込んでなんとか
ボールに届かせている。

毎回これでスイングを安定させるのは
難易度が高く、エネルギー効率も悪いので
まずは、固めないで打つ為にリリースを取り入れて
行く事をお勧めいたします!

手首を固めて打つとどうなるのか??

フェイスターンを抑えて
インパクトゾーンでのスクエアな時間を
増やす、事はモダンスイングの共通認識と言えるかもしれません

しかしその為に手首を固定させて
ゴルフクラブの動きを封じ込める様に
扱ってしまうと様々なエラーが発生します

スクリーンショット 2021-05-06 14.59.59

〇〇さんはこのように、右手首を背屈させた状態で固定して
そのまま体を回転させる事でインパクトを迎えておられました

この状態はゴルフクラブに遠心力が発生せずに
構えた位置よりも、体に近いところを通ってしまうので
ボールヒットは必然的にトゥ側に集まります。

「手首を使わない」とリリースするの違い


「手首を使っちゃいけない」この
言葉セリフはほとんどのゴルファーが耳にした
事があるものではないでしょうか?

ところがゴルフスイングにおいて
ヘッドスピードと、安定性を最大化した状態で
「手首を一切使わない」は困難です。

悪い手首の使い方

一般的に敬遠されている手首の使い方は
このように支点をボールの手前に作ってしまう手首の使い方である。
手首の動きだけにフォーカスすれば、ヒンジコックをアンヒンジで
開放する動きだけに頼っている状態。

スクリーンショット 2021-05-06 14.48.28

この状態は、キャスティングやフリップと言われる
手首の状態で、ダフリ・トップを誘発しやすくなる
状態と言える


良い手首の使い方

一方で良い手首の使い方は
インパクト時点での支点の位置が
ボールよりも先であり、
ハンドファーストにインパクトを
迎えてる

手首の動きにフォーカスすると
【アンヒンジ+回内】
でリリースを行っています

スクリーンショット 2021-05-06 14.48.28

スクリーンショット 2021-05-06 14.51.38

スクリーンショット 2021-05-06 14.45.55

腰のターンを抑えてリリースを優先させる

いままでは、手首や肘を固めて
体の回転だけに頼ってボールをヒットさせて
いましたが

インパクトでタイミングが合わずに
減速させる為、肘や下半身のターンにつまりが現れます。

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手打ち感があって、違和感があるかもしれませんが
後方から、胸郭がみえているタイミングで
リリースを行いましょう。

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体のターンを抑えて
リリースを適切に行いやすくなります!






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