コペンハーゲンからリューベックへのエクスカーションでのびっくり経験
デンマークのコペンハーゲンから、ドイツのリューベックに数時間で電車とフェリーで行けます(文字通りですが意外な経路でした)。
コペンハーゲンで事前にチケット🎟買って、朝早くにドイツ行きの列車に乗り込みました。ホテルでの朝ごはんは取らず確か朝6時には出発。何も調べずに行き当たりばったりなので、海隔てているけど橋あったっけ?ぐらいの認識でした。
デンマーク内を列車が進み、海峡に一番近い駅についたら、あれ?橋がない。と、訝っていたら、何と電車ごとフェリー⛴に乗り込んでいったのです。ひええ。数分して周囲がどうも地底感があるなと思ったら、車内アナウンスでは「バゲージを置いてデッキに上がるよう。」
ええっ?
周囲の人達は当たり前のように、電車から出て階段上がってました。多分フェリーの底だったのでしょう。
恐る恐るデッキに出たら、カフェありで、お腹が空いていた私は、パスタとサラダとコーヒーを注文。ふと、窓の外に目をやったら、おおお、バルト海の大海原?が素晴らしい。トンネルも橋も作らず、車両ごとフェリーに入れてしまう発想力が凄い。
まったりしているうちに、フェリー⛴&列車で、ドイツに着陸。線路へのドッキングも無事に行われ、ドイツ国内に向けゴー!というモードでした。
ここからが凄かった。
国境に最も近い駅で、ドイツの警察か国境警備隊と思しき人たちが乗ってきました。そうだよねえ。
そこで、驚きのことがありました。
通路を挟んで反対側の座席にはアフリカ系らしき男性2人が座っていたのですが、すっと、若い方が席を立ち、どこかに行ってしまいました。で、もう1人の若くない人が残されていました。ドイツの警察か国境警備隊らしきスタッフから、「パスポートは?」と聞かれとら「友人が持っている。」と答えてたんで、どうするんかと見てました。ところが、ドイツ側のスタッフは諦めたのか、その場を離れてしまいました。
さらに、国境近くの街の駅で停車し、ドイツの高校生グループが社会勉強かで乗車してきました。で、その一連の中に、もう1人の若い方の男性が混じっていたのです!高校生グループに馴染んでとても自然。
ただ、前の席に乗っていたデンマーク人のグループも気づいたようで、あんぐりしてましたが、思わず目が合ってしまいました。
男性2人組は次の駅で下車。
ドイツ側はスルーだったので(大丈夫かよ)、入国はこういう手口かと、ただただ感心していました。
いちいち取り締まっていたらキリがないとはいえ、国境が地続きで繋がっているとこういうことがあちこちありそうです。
では、また。
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