歌集が試験問題になる

昨年登壇したフォーラムのレポートが公開されました。

昨年、鳥取大学の企画で登壇したフォーラムのまとめが公開されました。内容は短歌についての話が多めですが、本職の専門領域に近いところでお声がけいただいて楽しかったです。

ことばの再発明 / 地域を知り、地域で実践するアートマネジメント講座2020 https://t.co/0Qo0uF5MHt

— Дая@光と私語 (@nanka_daya) February 13, 2021

どうにか色々と活動しています。

◎『短歌』2月号、「いろいろな現場から」にエッセイを寄稿してます。タイトルは茂吉から借りました。
◎『短歌研究』2月号、「歌集という読書体験」アンケートで郡司和斗さんに『光と私語』をお勧めいただきました。ありがとうございます。 pic.twitter.com/PstW9RilTE

— Дая@光と私語 (@nanka_daya) February 16, 2021

辛いときは時評原稿だけでいっぱいいっぱいだったんですけど、最近はさすがに同時進行に慣れてきました。魂は死んでいる。

二月はさらに。

娘の受験問題を見せてもらったら、吉田恭大さんの歌集『光と私語』の付録栞から出題されていて、さらに巖谷國士さんの『シュルレアリスムとは何か』も引かれていて、おもしろい。資本主義への抒情的な適応、都市ーーディストピアとユートピアが同じ意味になるような場所… https://t.co/FOrqYj6b6b

— tomoka watanabe (@scentofmatin) February 11, 2021

都内のとある高校の入試問題に私の書いた文章が使われたそうです。吉田恭大さんの歌集『光と私語』の栞のために書いた「都市そのものである歌集」です。しかし、歌集の栞の文章が入試に使われるとかあるんだ…。すごく驚きました…。光栄です。

— Dozono Masahiko (@dozonomasahiko) February 11, 2021

高校入試の問題に、『光と私語』の堂園さんの栞（と、文中に引かれたわたしの歌）が使われる、という事件があり。さすがに未経験な引用のされ方でした。問題文の中の中学三年生たちが「吉田くんの短歌」を鑑賞している…なんだこの会話…

そういえば受験問題って、架空の生徒の対話形式ありましたね。

たまたま保護者の方からTwitterで教えていただいて分かったのですが、これを解かされる中学三年生、大変だったろうなと思います。正答率どんなもんだったんじゃろ。
古典なら歌物語は鉄板ですが、現代短歌の解説の読解、というのは結構珍しいのではないでしょうか。

歌集の栞文が高校の入試問題になる

もうじき刊行から２年ですが、色々読んでもらえてありがたいですね。

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２/21のオンライン短歌市、「うたとポルスカ」も出店予定です。
お店はいつも通りのストアーズですが、当日、ちょっとお得な感じで買い物してもらえるように準備中です。よろしくお願いします。