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『光と私語』についての反響・感想など

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吉田恭大第一歌集『光と私語』についての、吉田以外の方が記述したnoteのまとめ。
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#異文化交流

【抄録版】現代短歌のテキストマイニング――𠮷田恭大『光と私語』(いぬのせなか座)…

要旨 英語圏では、自然言語処理の技術を実作の助けになるかたちで応用する学術研究が盛んだ。…

【10.おわりに】現代短歌のテキストマイニング――𠮷田恭大『光と私語』(いぬのせな…

(承前) 10-1.感想 私たちは今回、形態素解析とその計量によって、「作品」全体の俯瞰を試…

【9.結論と参考文献】現代短歌のテキストマイニング――𠮷田恭大『光と私語』(いぬの…

(承前) 9-1.結論9-1-2.私たちの狙い(再掲) 私たちは「5-1.枠組みの整理」で、2つの目標…

【8.文体と語彙】現代短歌のテキストマイニング――𠮷田恭大『光と私語』(いぬのせな…

(承前) 8-1.品詞構成の比較(他ジャンルとの) 8-1-1.文体とは何か手法 「文体とは何か」と…

【7.ストーリー】現代短歌のテキストマイニング――𠮷田恭大『光と私語』(いぬのせな…

(承前) 7-1.極性分析による作品の変遷手法  連作を公表するとき、第1首から最終首までの並…

【6.文脈と意味】現代短歌のテキストマイニング――𠮷田恭大『光と私語』(いぬのせな…

(承前) 6-1.言葉の「距離」を測る 6-1-1.「あなた」の共起語ネットワーク手法  ここまでは…

【5.字数、語数、品詞率】現代短歌のテキストマイニング――𠮷田恭大『光と私語』(いぬのせなか座)を題材に

(承前) 5-1.形態素解析による語彙の計量5-1-1.形態素解析による語彙の計量 まずは下拵えを行う。『光と私語』データセットを、ある言語圏で意味をなす最小の記号・文字列の単位(形態素, morpheme)にまで分解し、記号・文字列の名称や原型、品詞を付与する。この作業を形態素解析という。国語の授業で、単語と単語のあいだに線を引いたり、読みがな(ルビ)を振ったり、品詞を書き添えたりしたと思う。それと同じような手続きだ。扱う情報があまりにも膨大で、その処理が驚くほど速いこと

【4.データセット】現代短歌のテキストマイニング――𠮷田恭大『光と私語』(いぬのせ…

(承前) 入手の経緯 私たちのうち、笠井康平はいぬのせなか座に属している。いぬのせなか座…

【3.狙いと関心】現代短歌のテキストマイニング――𠮷田恭大『光と私語』(いぬのせな…

(承前) 3-1.短歌「らしくなさ」をめぐる5の視点  これから私たちが報告するのは、逆に、短…

【2.背景】現代短歌のテキストマイニング――𠮷田恭大『光と私語』(いぬのせなか座)…

(承前) 2-1.ひとが機械で読み、書く技術リテラシーの工業化  簡単な文章であれば、膨大な…

【1.目次と構成】現代短歌のテキストマイニング――𠮷田恭大『光と私語』(いぬのせな…

(承前) 1.要旨 英語圏では、自然言語処理の技術を実作の助けになるかたちで応用する学術研…

【0.はじめに】現代短歌のテキストマイニング――𠮷田恭大『光と私語』(いぬのせなか…

はじめに日本語の韻律は、ひとの思いや考え、見聞きしたことを素材として、数えきれないほどの…