私がワーママをこじらせるまで〜第一子出産編〜

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『23歳までに結婚して子供を産む』

という私の夢は30歳の時、叶う事となりました。

何を用意したらいいのか？
どんな食べ物を食べれば良いのか？
母乳育児がいいの？ミルクがいいの？

など「？」な事を検索しまくって
素敵な育児生活を想像しながら、
充実したマタニティライフを送っていました。

しかし、

出産後すぐに襲い掛かった感情は

子育てってこんな大変なん
なんでもっと教えてくれへんかったん？！

という誰かを責めたい気持ちでいっぱいでした。

だってさ〜
子供が生まれた瞬間から、
３時間以上連続して眠れる日が無くなって
どこへ行くにも赤ちゃんと一緒。
母乳って勝手にガンガン出るもんやと思ってたら
全然思うように出てくれへんし、
赤ちゃんにおっぱい吸わすのも一苦労。

こんなにもしょっちゅうおむつ交換するなんて
知らんかったし、体温まで計らなあかんの?!

退院したら、洗濯も掃除もあるし
ご飯だって作らなアカン。
ほんなら買い物も行かなあかんし
生後１ヶ月はあんま外にだしたらアカンのちゃうの？
ワシどしたらえぇんや？？

も〜〜〜謎の連続やし、しんどいし。
休みたいけど休まれへんし。
ましてや辞める事もできひん。

あのInstagramでオシャンな生活していた人たちは
何やったんや？
人ではないのか？

ってかこんな事、
誰も教えてくれへんかったやん。

……ってレベルで世界が一変しすぎて
テンパってました。

何が正しくて、
何が間違いなのかも分からず
ノンストップでやってくる毎日を
ただただ乗り越える様な日々でした。

もちろん旦那さんも
協力しようという気はあったものの、
産後のホルモンバランスの関係か
ピリピリしている私は

「ちょっと洗い物したぐらいでやってます感出すなよ!!」

「洗い物はすんのになぜ洗濯物は畳まない？」

など、少しでも手伝おうとしてくれている事に
感謝するどころか、

「もっと動けや!!」

っと心の中で叫んでいました。
(旦那さんに直接言う勇気はないw)

なんかね、精神的に心がトゲトゲでした…😢

そんな中、私は母乳の出が悪い事に悩んでいたので、
母乳外来へ。
そこでケアして下さった助産師さんが、

「こんっな身体ガッチガチになって〜〜!!
しんどかったやろ〜〜」

って肩から二の腕までを優しくさすってくれました。

その瞬間、涙かダーーーーー😭😭😭
(多分鼻水出まくってたけどそんなんも関係なし)

「いいよ、いいよ。泣き、泣き。
泣いてスッキリしぃ。辛かったねぇ〜」

とその時の私を、全て受け入れてくれる様な
言葉をかけてくださりました。

「共感してくれた｣

ただそれだけで涙が止まらなくなって、
心のトゲトゲ達が一緒に流れて行く様で
スッキリして、心が軽くなりました。

長女気質で人に弱味を見せたり
甘えたりする事が苦手な私。

旦那さんにも、友達にも、母親にも
初めての子育てで未だかつて無い
精神状態になり、心が弱っている事を
伝える事が出来なかった私は

この助産師さんの一言で
とてつもなく救われ、勇気づけられました。

でも、子育てはノンストップ。
しかも子供が成長するにつれ
どんどん新しい問題が発生してきます。

流されたトゲトゲはまたニョキニョキ生え、
成長していくイライラを抱えながら
初めての子育てに奮闘していました。

雑誌に出てくるモデルさんの様なワーママへ

出産するまでは

せめて3歳まではどこにも預けず子育てしたい。

と思っていましたが、いざ子育てがスタートすると
24時間子供といる事のストレスと、
金銭的な不安が募りそんな想いはどこへやら。

二人目の育給手当の事も考え
1歳になる前に子供を保育園に預けて働く事に決めました。
どうせ預けて働きに出るならフルタイムで働きたいと思った私は、
自宅とも保育園とも近い自転車圏内の勤務地で
派遣社員として働く事になりました。

初めてのワーママ生活。

出産の時に学んだはずやのにまたもや、
ファッション雑誌に出てくる
仕事も家事も育児もキラキラこなすワーママ
の様なライフスタイルを送るぞ♪と意気込んだ私は
現実とのギャップにやられる事となりました。

毎朝スムーズにいかない子供と自分の身支度。
夜に明日の家事を済まそうと思っていたのに
子供と一緒に寝落ちしてしまい
次の日の朝大慌てで家事をこなす始末。
旦那さんには今まで以上に協力してもらいたいところなのに
今までと変わりないのんびり具合にイライラ。

あの雑誌に載っていたママたちは
いつ家事をこなしてるんや？
作り置き？
そんなん作ってる時間ないんですけど…
毎朝キレイに化粧して華麗に出勤なんて
夢のまた夢なんですけど…

理想と現実のギャップを抱えながら、またもや
駆け抜ける日々をとりあえずでやり過ごして2年。

第二子を妊娠し、8か月目まで勤務したのち
ワーママになって1つ目の目標だった
第二子の産・育休へと突入したのです。

わたしがワーママをこじらせるまで~第二子出産編～
へ続く。