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何して生きてる？
急な雨に降られて

幼稚園の頃の話。
お友達とブロックで遊んでいた。レゴブロックみたいな直方体のブロックでそれよりも二回りくらい大きいやつ。
私はなにか「形」を作るよりもブロックを色と形で分けたり、きれいに見える順番で並べるのが好きだった。

ある時、虹を作ろうといって私とその子ががそれぞれブロックを並べた。その子はブロックを「赤黄青緑」に、私は「赤黄緑青」に並べた。私はその子の並べ方をおかしいと思った。

記憶が曖昧で思い出せないけれどおかしいと思ったことは覚えている。その後喧嘩したような気もする。そもそも虹を作ろうとしたのか、片付けの時にいい感じにしまおうとしたのかそれとも全然別の流れだったのかわからない。

私は色をグラデーションにしたかった。４色のブロックではグラデーションもなにも、という気がするけれど。私にとって青と黄色を混ぜたら生まれる緑色はその間にあるべきでそれが正しいと思っていた。
対してお友達のその子は三原色、四原色で追加される緑、という風に捉えていたのだろう。もちろんそんな言葉を知ってはいなかっただろうけれど感覚としてそう思っていたのではないかと今は思う。

解釈の基準が違ったのだろうな、という話。
なんかの教訓とかイイハナシの導入に使えそう。

いきてる。