面接官「このディルドを私に1万円で売ってみてください」
面接官「このディルドを私に1万円で売ってみてください」
就活生「ディルドをですか。かしこまりました」
就活生「では始めます……コホン、作業や業務中にディルドでアナルを刺激するとリラックス効果があり、生産性が上がる話をご存じでしょうか?」
就活生「昨年から女子高生を中心にブームの兆しがあり、巷では『ディル活』とも呼ばれているそうです」
面接官「『ディル活』。初めて聞きました」
就活生「何を隠そう、実は私も今年から『ディル活』をエンジョイしていまして、今こうやって緊張せずに話ができているのもディルドのおかげなのです」
面接官「今も?もしや、すでにお尻にディルドが入っているのですか?」
就活生「ええ、恥ずかしながら」
面接官「これは驚いた。全く目立ちませんね」
就活生「今春に発売された、スリムなスーツにもフィットする『就活ディルド』を使っているんです」
面接官「『就活ディルド』ですか。いやはや、不勉強で申し訳ない」
就活生「いえ、まだまだ認知が浅く、ディルド業界としても市場拡大にチャレンジしているようでして。先月からテスターとして参加させていただいています」
面接官「なるほど。あなたの様子を見るに、効果は確かなようだ」
就活生「恐縮です。ちなみに、今までにディルドをご使用されたことはありますか?」
面接官「それが、全くなくて。興味はずっとあるんですが」
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