どこで家を建てるのか|家を建てるまでの頭の中身③
どうも。余白のある暮らしのshinです。
前回の記事で書いた通り、家の間取りを各社と打ち合わせしながら進めている当記事執筆現在。
この間取りの打ち合わせをするまでに、どの会社で家を建てるかを検討しなければなりません。
そこで今回の記事では、実際に個人の大工さん、地域密着型工務店、大手ハウスメーカーと打ち合わせをした中での印象を記事にしてみます。
あくまで実際に打ち合わせをした会社さんの印象となるので、どの会社にも共通して言えることではありません。ご注意ください。
どうやって建設会社に頼むのか
第一ステップとして建設会社に家を建てることをお願いしないといけませんが、どこで頼めばいいのか悩みました。
我が家の場合は、基本的に紹介という形で建設会社を選ぶことに。
紹介経由にした理由は日頃お世話になっている人からの紹介となると建設会社からしても下手な人材を送ることができないだろうと考えたからです。
この方法が正解だったのか大手ハウスメーカーからはとても良い方と出会うことができました。
もし身近で家を建てた人がいるなら、その方から紹介してもらえるかもしれないので一度聞いてみるのも良いですね。
あとはスーモのような不動産会社を紹介してもらえるデスクで相談するのが一般的なのかなと思います。
聞いた話によると何社か紹介されて、それぞれの会社と2、3回打ち合わせをしたり、モデルルームを見に行ったりしながら決めるようです。
自ら足を運ぶことが多いので体力的に結構疲れるのと間取りの細かい部分までは聞くのは難しいようです。
一番おすすめできないと聞いたのは、総合住宅展示場のモデルハウスでの契約。
基本的には見学会場で話した方が家を建てるまでの担当となるようですが、色々と調べてみたところ優秀な営業マンは忙しいのでモデルハウスに立ってる時間はないのでいないとかなんとか。
実際に展示場に行ったこともありますが、会話のテンポや熱量(=連絡先&契約が欲しい感)が合わないなと感じた方は多い印象でした。
実際に打ち合わせを通じて感じた各社の印象
個人経営の大工さん
まずは個人経営の大工さん。
会社で繋がりのある方に紹介してもらえる大工さんがいたので、その方に見積もりと図面の制作を依頼しました。
実際に現場仕事をされていて、当日も工事に携わるので細かな設計変更の融通が利きやすいです。現在の実家を建てた大工さんもそうでしたが、ちょっとした棚の制作などは無償でしてくれたりとサービスも良さそうな印象でした。
料金は工務店やハウスメーカーより比較的安めですが、人数が少ないので図面の制作や資材の手配も1人でするため時間がかかります。
実際に図面の初稿に1ヶ月ほどかかったので、自宅の建設を急いでいるのであれば、あまりおすすめできないかなと思います。
また、大手ハウスメーカーなどと比べるとアフターサポートがない場合があります。
大きなサポートがない=ランニングコストがかかってくることも視野に入れておかないといけませんね。
逆に大工さんだと配管トラブルや塗装の剥げなど細かな部分が気になった時に気軽に相談できて対応してもらえるようなメリットはありますね。
最もデメリットだと感じたのは個人経営なので、その方の身体に何かあった時に後々対応してもらえなくなる可能性があるので家に住んでいく上での不安は残りそうです。
地域密着型工務店
続いては住宅建設予定の地域にある工務店です。
我が家の場合は、両親の知り合いが工務店と繋がっていたのでそちらに依頼しました。
大手ハウスメーカーと比べると広告費や人件費等を抑えられているおかげか料金をグッと抑えられます。
地域の解体屋さんや荷物を一時的に預ける倉庫のサービスなどもよく知っているので細かな部分を節約することもできます。
地域の工務店だけに言えることではないですが、実際に来られる営業マンと設計士さんのレベルはよく確認した方が良いです。
実際、出来上がった図面を見て「なんか使いにくそうな動線だな・・・」と疑問に思い、質問してみると「一軒家はほとんど建てたことがないのです」という事実を打ち合わせ途中に知るような出来事も。
大工さんと同じく、その会社が数十年後に存続しているかもやや心配な部分はあります。創立してすぐの会社よりは実績と年数のある会社選びが重要かなと思います。
大手ハウスメーカー
最後はCMや街中でもよく見かける大手ハウスメーカーです。
こちらも紹介してもらえる方がいたため、金額が高いのは承知の上で見積もりしていただくことに。
これから長く住んでいく上での安心感は断トツで大手ハウスメーカーでした。信頼できる実績の数々と安心できるアフターサポート、機能性も大工さんや工務店にはないものを各社用意されています。
また、今回紹介ということもあり、とても良い営業マンと設計士さんをご紹介いただけました。
特に設計士さんは打ち合わせをしながら手書きで設計図を描き上げてしまうという匠の技に驚き・・・
営業マンからも安心できるように色々とご提案いただきましたが、営業マンのレベルが高い=上手く料金を上げられるとも考えられるので要注意。
とはいえ、会話のテンポがあったり、こちらの意図を理解してもらえるかは重要ポイントです。
大手ハウスメーカーは工務店などと比べると営業マン、設計士さんの在籍数も多い分、個人のレベルの差があるかと思います。そのため、良い人に出会えるかどうかで大きく左右されそうです。
実際にどこのハウスメーカーに依頼するかも悩んでしまうポイント。
我が家の場合は知り合いを通じて紹介していただきましたが、スーモなどの不動産会社を通じて条件に合ったハウスメーカーを探すのが一般的かなと思います。
最大のデメリットは料金がとにかく高いです。
広告費や人件費が前述した2つとは比べものにならないのはもちろん、アフターサポートの充実や高機能な資材などが建設費用に上乗せされているのでしょう。
本当に支払っていけるのかどうかはじっくり悩まないと苦しみながら何十年も暮らすことになりかねません。
実際何社で検討すれば良いのか
個人的には大工さん、地域密着型工務店、大手ハウスメーカー3社の計5社くらいが良さそうに思えました。
最低でも3社で相見積もりをして、良し悪しを見極める必要があるかなと打ち合わせ終盤になってくるにつれて実感しています。
まとめ
数社との打ち合わせを通じて、建築会社選びで重視したい点は人と透明性です。
会話のテンポが気持ちよく感じたり、真摯に対応してくれたりする人と出会えるかは特に重要だと感じました。
その点では紹介という形は良い人と出会える確率をあげることができるかと思います。
次に透明性。
大口を叩いて、「エアコンを全部屋サービスしますよ」と言いながら仮見積もりが上がった時には「難しいですね」と言われたことも。
そのような会社だと契約した後に2~3割上げられる可能性も考えられるので、可能な限り"ずれ"がないように誠意をもって対応していただける透明性があるかは見極めなければいけません。
以上、住宅関係に関する知識は乏しいので、あくまで素人が実際に体験したり調べて感じたこととなります。
ご参考までにどうぞ。
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