短歌#3と#4

気が付いた 社会の初陣 母の愛 初給与から 感謝の花を

最近出会った新社会人の男性が、社会人になって初めて母親の偉大さを実感し、初給料で母親にカーネーションと贈り物をしたと言っていた。ほほえましい話だと思った。私にもそんな気づきはあった。両親の大切さや大人の凄さを、社会の荒波に揉まれたとき、やっと気づく。そんな気づきの歌。

当たり前 当たり前では ないけれど "いつも"の中に 閉じ込められる

その人と同じ状況になって初めて気付くことはたくさんある。けれども、いつもの中に溶け込んでしまって、またすぐ忘れてしまう。そして失った時にまた改めて気づく。世の中はそういうものでできている、なんて、気どった歌。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?