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「豊かな人生」についてちょっと考えてみた。

「ゆたかさ」について書くお題があったので、「豊かな人生」について考えてみようと思う。

「豊か」の意味について

辞書で調べたところ「ゆたかさ」というのは「豊か」という形容詞の名詞形で、「豊か」の反意語は「乏しい」だそうだ。「乏しい」の反対の意味であることから、「豊か」とは「満ち足りて不足のないさま」を言い表す形容詞であることがわかる。

じゃあ「豊かな人生」ってなんなのさ

言葉の定義がわかったので「豊かな人生」、言い換えると「満ち足りて不足のない人生」を実現するにはどうすれば良いのかを考えてみたい。そもそも「豊かな人生」を送るためには何が「満ち足りて不足のないさま」であれば良いのだろうか

これについて私は「お金」「仕事(自己実現)」「人間関係(絆)この3つが「満ち足りて不足のない」状態の人生が「豊かな人生」と呼べるのではないかと考えている。詳細は以下の投稿にて。

ではここからは、今の私が考える「満ち足りて不足のない人生」を実現するためのTipsを紹介していきたい。それは「バランスをとる」「他人と比べない」「過度なストレスを避ける」の3つだ。

ここで次の話に関係があるので、限界効用逓減の法則を紹介しておこうと思う。限界効用逓減の法則とは「一般的に、財の消費量が増えるにつれて、財の追加消費分(限界消費分)から得られる効用は次第に小さくなる、とする考え方」で、例えばある一定以上の収入があると、それ以上収入が増えても「幸福度」は上昇しないと言う調査結果がある。これは「お金」だけに言えるわけではなくて、芋粥や他の多くのことにも共通して言えることだと私は考えている。

バランスをとる

「豊かな人生」は言い換えれば、「お金」「仕事」「人間関係」が「満ち足りて不足のない」人生だ。ちょっと言葉遊び的な感じもあるけど、ここで重要になってくるのは「不足のない」状態以上は目指さないと言うことだ。一つには、限界効用逓減の法則により、どれもある程度以上は「豊かな人生」に寄与しないことがわかっているから。もう一つは、人生は有限なので3つ全てを「不足のない」状態を超えて達成することは難しいと考えているからだ。

他人と比べない

「満ち足りて不足のない」状態と言うのは相対的なものなので、決して他人と、特に自分よりも恵まれている人と、自分を比べないと言うことが大切だ。嫉妬と言うのは猿でも持っていると言われていて、人は本能的に他人と自分を比べてしまう癖を持っている。そして相手と自分が同レベル、かつ自分が劣っている場合は嫉妬を感じてしまうものだ。他人と比べたときに自分が劣っていると、よっぽどできた人でない限り、「満ち足りて不足のない」状態のハードルが上がってしまう。

過度なストレスを避ける

また、「豊かな人生」を送るためには「ストレス」を避ける必要がある、「ゆたかさ 」や「幸福」は「寒さ」や「辛さ」のように直接感じるものではなく、立ち止まって自分の生活を顧みた時に初めて感じることができるものだ。「ストレス」は自分の生活に対する認知を歪め、仮に「満ち足りて不足のない」状態にあったとしても、それを認識できなくしてしまう。つまり、実情にかかわらず「過度なストレス」がかかると「豊かな人生」を送れなくなってしまうのだ。

まとめ

「豊かな人生」についてこれまで考える機会もなく、望洋と私には関係のないものだと考えていましたが、今回「豊かな人生」を「満ち足りて不足のない人生」と定義することができ、また、それを実現するためのTipsを考えてみることで、「豊かな人生」が現実味を帯びてきたような気がします。私が今回考えたことがあなたのお役に立てば幸いです。多々飛躍があり冗長な文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。

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