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更なる静寂をもとめて「NZXT KRAKEN X73」のファンスピードを変更する

以前、水冷から簡易水冷にCPUクーラーを変えてファンのスピードを変更することで静穏化できたと喜んでいたわけですが、

そもそも考え方が間違ってました

前回は、温度に対してファンの速度を調整していたんですが、今回はCPU負荷に応じて温度が上がるので、ファンを回わして温度をコントロールするという考えのもと更なる静穏化に挑戦してみました。

超後負荷時

まずは登場回数はほぼないのですが、CPU負荷が100%の場合のファンスピードを調整してみました。

スクリーンショット 2021-04-03 102327

ベンチマークソフトの「Cinebench」を実行していると常にCPU負荷が100%になるので、調整に使うのに便利です。

「Ryzen CPU Master」の「Auto OC(オーバークロック)」を利用しているので、ファンが回れば回るほどCPU温度が上がりづらくなり、クロックが上がるのですが、逆に言うとCPU温度がある程度(75℃)を超えるとクロックを自動で下げているようでした。(と言っても定格以上ですが)

ファンが40%超えると風切り音が聞こえるようになるので、「Ryzen CPU Master」がクロック数を自動で下げる75℃で40%になるように調整してみました。これにより100%の負荷が長時間続けば騒音が少し気になる程度になりました。まぁ、CPU負荷100%になるのなんてベンチマーク回してるときぐらいな気もしますが。

ちなみにベンチマークはファンを100%で回した時に比べて以下のように400 以上下がっています。といってもあくまで100%で回した時のクロックが下がったため起こっている差なので、日常使いで体感できるレベルの差にはならない気がしますが。

CPUファン100%:17886
CPUファン40%  :17441

通常利用時

私の場合通常利用時(「youtube」観ながらブラウジングするとかそんな感じ)のCPU負荷は1%~5%程度の様です。

スクリーンショット 2021-04-03 103823

「youtube」で4K動画を再生しながら50℃台で安定しかつ可能な限り回転数を下げるように調整しました。吸気口に耳をもっていかないとファンの音が聞こえない程度になりました。

高負荷時

ゲームの中でも比較的後負荷と言われている「Red Dead Redemption2」を4K高画質設定でプレイしながら調整してみました。

スクリーンショット 2021-04-03 1053

CPU温度は60℃前後だったんですが、GPU温度が80℃まで上がってしまいました。

吸気ファンが回らないため筐体内の温度が上がっているのかと思い、低負荷時のCPUファンスピードを30%(耳障りにならない)程度に上げてみたんですが、GPU温度は改善されず。100%とかで回したらGPU温度が下がるのかもしれないですが騒音のバランスを考えて、吸気音をほぼ無音にして、GPUには静穏性の高いケースの中でホカホカでいてもらうことにしました。

所管

ファンスピードのコントロール面白い。これがベストではないと思うので今後もたまに調整していきたいと思います。こうなってくると筐体内の温度を測る温度計とか欲しくなりますね。

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