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出不精、旅行に思いを馳せる

この記事を書くのに、大人の余暇の過ごし方について調べてみたのですが、「旅行」という回答がもっとも多かったわけです。実際私の同僚たちも長期の休みがある場合には結構な確率で旅行に行っているような気がします。そんなにみんながやっているのであれば、旅行というのはさぞかしいいものなんだろうなぁと思うわけですが、なんかこうお金を出すだけの利益がなさそうだと、旅行に行くのは気が乗らんわけです。

そこで、ここ2週間ぐらい旅行に行く合理的な理由を探し求めていたんですが、一定の結論がでたのでちょっとまとめてみようかと思います。シンプルに楽しいというのを除いた場合、旅行にいくベネフィットは以下の様な感じです。

  1. 非日常によるリフレッシュ

  2. 思い出はプライスレス

  3. 体験による学習効果

それぞれ詳しく見ていくと、

非日常によるリフレッシュ

人間ってのは意外と単純な作りらしくて、自分の生活圏内から物理的に離れるだけで、日常のストレスを忘れることが出来るそうです。逆に言うと物理的に距離を取らずに精神的な距離を取るのは難しいらしいです。この辺りが、たまに旅行に行くことでツヤツヤして帰ってくる人たちと、私のように家と会社の往復しかしていない人の色艶の差になるのかもしれません。柵なく生きたいものですが、そう望んでいること自体、柵を感じている証左なので、私も旅行に行けば多少リフレッシュすることが出来るのかもしれません。

思い出はプライスレス

これは、以前読んだ本『Die with Zero』に書いてあったんだと思うのですが、旅行にかけるコストというのはその旅行だけではなく、その後の人生で思い出すたびに償却できるコストだと考えられるようです。つまりは旅行は行ったときだけでなく、何回もしがめるからコスパ最強やでということですね。確かに10年程前にタイに友達を訪ねて行ったことがあるのですが、結構思い出して楽しめているような気もしなくもないです。まぁ、20年程前に山口県にフグ食べに友人3人で行った思い出なんかは結構忘れてしまっているような気がしますが。

そういう意味では、思い出を一緒に作る人とその後コミュニケーションを継続的に取れるかどうかというのが、プライスレスになるかどうかについては重要なのかもしれないです。

例えば家族旅行はその後もコミュニケーションを取る頻度が高いので思い出を延々語ることが出来るので思い出は残りますが、学生時代の友達なんかだと卒業以降会うこともなく思い出も語れず風化してしまうのかもしれません。まぁ、行ったときに楽しければそれで充分ペイできているといっていいと思いますけどね。

体験による学習効果

修学旅行なんてまさにそうですが、人間経験したことは強く記憶に残ります。例えば、以前富士山に自転車で登るという大会に出たことがあるのですが、その前に富士五湖を巡ったおかげで私は今でも富士五湖を空で言うことが出来ます。また、宮城~岩手を旅行したおかげでその辺りの位置関係もしっかり把握することが出来ています。もちろんどれも座学でカバーできる範囲ですが、座学で覚えただけのことって結構、忘れちゃうんですよね。

という感じで旅行のベネフィットについてみてきました。まぁ、ここまでまとめても、すぐさまどこかに旅行したいとはなっていないのですが、折角色々考えてみたので、今年か来年にはどこかに旅行に行ってみようかと思います。

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