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東証、再編後も欧米遠くに思う

4月に発足する東京証券取引所の実質的な最上位市場「プライム」の実力はどのくらいか。分析したところ、欧米の背中はなお遠いことが分かった。1社あたりの時価総額は欧米市場の3分の1にとどまり、株価が解散価値割れの企業も4割に上る。海外マネーを呼び込む魅力に乏しい。再編後も企業の新陳代謝を促す取り組みが欠かせない。
上記記事より抜粋

プライムと東証1部の実力に差はほとんどない

昨日、4月4日の株式市場再編後の全上場企業の所属先が発表されました。それを受けて日経新聞では世界経済をリードする企業向けで最上位市場にあたるプライムに所属する企業の分析をしています。ざっくり言ってしまうと、プライムは東証1部と大きくは変わらないです。

だって構成している企業変わらんからね

これは、期限を定めていない緩和措置を利用した企業が300社程度あり、東証1部からプライムに移行した会社は、約86%(1841/2185)に及ぶからです。

狙い通りになるには時間がかかる

今回の市場再編は上場の条件を厳しくして、株を買う人にとって良い市場を形成し、海外の投資マネーを呼び込むというのが狙いですが、もっと思い切って条件の厳格化をしても良かった気がします。

上記記事にも書かれてましたが、方向性はいいと思うのですが、市場の新陳代謝で徐々に狙った市場に変わっていくことが考えられるので、時間がかかるだろうな。と言った感じです。

#日経COMEMO  #NIKKEI


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