【ネタバレ有】【感想】ファンタビ3
*この投稿は、「ファンタスティックビーストとダンブルドアの秘密」のネタバレを大いに含んでおります。ネタバレ無しで楽しみたい方はご注意ください。寝かせすぎて、記事作成から1年ほど経過してしてしまいました…。
*この魔法ワールドが好きすぎて、客観的に観ることが出来ておらず、自分に都合の良い拡大解釈が多々あります。ご容赦ください。
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〇ジェイコブが更に素敵になってる
ブータンでの、ジェイコブとクイニ―の再会シーン。ダンブルドアから、「君は心が広い」と言われたジェイコブが、「僕は心が大きいわけじゃない。君のことでいっぱいなんだよ」と、ちょっと困ったように、かつ優しく微笑む。(台詞うろ覚えです。違ってたらスミマセン)
ジェイコブーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
ここで思い出したのが、2作目冒頭、2人が言い争うシーン。
ク「貴方は臆病だもの」
ジェ「それなら君は…」
ク「クレイジー?」(クイニ―は相手の心が読めるので分かってしまう)
ジェ「言ってない!」
ク「心で言ったわ!!」
切なすぎて半泣き。誰も悪くないのよ、そっと抱きしめたいこの2人。
相手の心が読めてしまうが故に、これまで辛い思いも沢山してきたであろうクイニ―には、どれだけ嬉しい言葉か…。そして実際にクイニ―で頭いっぱいなことがあの時伝わっていただろう、素敵なシーンでした。
クイニ―戻ってきてくれてありがとう。でも、ゲラート側にいる間、彼女が何を考えていたのかが気になる。2作目でのゲラート側加入はジェイコブを思うあまり周りが見えなくなってしまった故ではあるとは認識しているものの、加入後、ジェイコブ達の元に戻ろうと決めるまでのクイニ―の心情の変化が気になる。
クイニ―がいなくなった日から何も手につかなかったのか、パンも作らず、濃いクマをつくり痩せたジェイコブ。更に、ドイツ魔法省でジェイコブと遭遇したクイニ―が、無表情で気丈に振舞おうとしながらも我慢できず静かに1人涙を流すシーン…、切ない…。
2作目終盤からずっと笑顔を見せなかったクイニ―、ラストで最高のエンジェルスマイルを見せてくれてありがとう。
〇グリンデルバルド、くそでか感情大爆発と血の誓
自分が思っていたよりも、グリンデルバルドはアルバスとの過去に強く囚われていた。
2作目まではひたすらアルバスが「敵」であるように見えていたが、今作ではゲラートと戦おうとするアルバスに苛立ちが見え隠れしたり、血の誓から互いを解放しようとするアルバスに失望の表情を向けたり…。
ゲラートの中では、まだアルバスはあの頃のまま、と少しでも思いたかったのだろうか。関係性が変わっても、2人の目指すところが違うと分かっても、ゲラートにはアルバスが、アルバスにはゲラートが必要であると。
今作のストーリー進行上もう描く必要はないのかもしれないけど、若かりし頃の2人、見たいですお願いします。
〇ラストのアルバス…!
「私がいなければ誰がお前を愛するんだ!本当に孤独になるぞ!」
クイニ―とジェイコブの結婚式直前という最高に幸せな様子を遠くから静かに、でも時間をかけて見つめた後、その集まりには参加せず、雪が降るニューヨークの夜の街を1人歩いていく一連のシーン。
若い頃に生涯の中を誓ったゲラートと決別し、今後は1人で歩いていく道を歩くことをアルバスは決めたのだろうか、と思い切なくなった。でもとてもお気に入りシーンの1つ。
〇麒麟による選挙…、「選挙」?
昔は麒麟で当選者を決める時代もあったのは分かったけど、この時代の選挙でもそのように決めて良いのか…?なにより、グリンデルバルドほどのカリスマ魔法使いであれば、麒麟を利用しなくても2作目の様なスピーチだけでころっと当選してしまったりしまいそうだけど…。
グリンデルバルド支持ではない層も、「あの麒麟に選ばれた」という結果を見せることで納得させるというか、何も言えない状況にしたかったのか。
そして、候補者3人の演説もちょっと聞きたかった。なんか気付いたら麒麟の儀式以外全部終わってたのが…(泣)
いや、そもそも麒麟のお辞儀で全てが決まるなら演説すら必要ない…?
実力でなんとでも出来そうなグリンデルバルドが、長時間かけて麒麟を調教してまで大事な選挙の結果を委ねようとするのが何となく腑に落ちない感じ。
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ちょっと色々書いて疲れてきたので、まだまだ書き残したこともあるのですがひとまずこの辺で終了します。1ファンの感情の垂れ流しですが読んでくださってありがとうございます。
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