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南国の罰金に割引制度

南国では速度取り締まりのレーダーに引っかかったり、駐車違反をすると、車検証 (カー・レジストレーション・カード) にタグ付けされている携帯番号にSMS で違反のお知らせが来ます。警察からの SMS にはいつもドキッとさせられます。

そして警察のウェブサイトからクレジットカードで簡単に罰金を支払うことができます。

罰金をすぐに支払わなくても特に問題はありませんが、次の車検更新や、免許更新、車の売買などのタイミングで支払われていない罰金が残っていると、罰金をクリアするまでプロセスがストップしてしまいます。

そして罰金をすぐに支払うと割引が適用されます。

私は違反をすると「ああ、やってしまったー」と後悔の気持ちが先に立ってしまい、罰金を抱えたまま放置しておくことができません。はやく罰金をクリアしてしまいたくなります。さらに割引も受けられるとなると、ホイホイと罰金を支払って、ホッとすると同時にちょっと得した気分になったりしています。

一方で世の中には強心臓の方もいて、できるだけ罰金はまとめて、どうしても払わなければならない時まで持ち越す人もいるようです。

聞くと、南国では早期に支払う割引のほかに、なにか国家の慶事や弔事などの際に恩赦みたいなものが行われることがあり、交通関係の罰金も、支払っていない過去の分にさかのぼって減額されることがあるそうです。

めったにはないことだとは思いますが、そんなタイミングが来るかもしれないと粘って待っているのだと言っていました。

すぐに罰金を払って確実に割引を受けた方が良いような気もしますが、罰金に納得していないのか、すぐには罰金を払いたくないのでしょう。

いろいろな考え方があるものだなと思います。

帰任に際して車を売却しました。とりあえず支払い忘れの罰金もなくスムーズに売却手続きが終わったので良かったです。

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