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裏金問題は政治家がどこを向いて政治をしているかの端的な現れ

もう何度も私はこの問題を話題にしてきて、ちょっとくどい気もしますが、やっぱり自民党は裏金問題を真摯に反省して変わらなければいけないし、私たちは自民党がこのままでは政権与党でいられないのだということをわからせなければいけないのだと思います。

衆院予算委員会の政治資金規正法改正案と裏金真相解明に関する論戦のニュースをみていると、自民党の論戦にもなっていない言い訳ばかり聞かされてむなしさを感じます。

[東京新聞 2024年5月23日 06時00分]

政治資金の出どころや流れは、政治家が誰のほうを向いて政治を行っているかの端的な表れです。確信犯的な裏金議員はけっして私たちのほうをみて政治をしていないのだということです。

裏金議員やそれをかばう自民党議員に投票してきた人たちは、お金の問題はともかく、裏金議員たちでも、もしかしたら私たちのことを考えて政治をしてくれているのかもしれないと淡い期待を抱いているかもしれませんが、私は、それはまちがいなく幻想だと思っています。

確信犯でなければ、裏金問題が発覚した時にもっと真摯に対応するはずですし、反省し、国民に対してきっちり説明しようとするはずです。

こんな政治を続けていては、国民はついていかないし、政権についてはいられないということを、自民党は知るべきだと思います。このまま国民は忘れてくれると思っているにちがいない裏金議員を、やっぱり今度の選挙で私たちが許してしまったら、日本の政治のレベルは本当に私たち有権者のレベルを反映した「それなりの」政治でよいのだと、裏金議員たちは私たちのことを甘く見て、ほくそ笑むことでしょう。

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