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どんな政治でも我々が革新を志向していかないと今の生活すら維持できないのではないか?

政治には常に変化・改革を求めていかないと、私たちの暮らしや社会はどんどん停滞・後退していってしまうような気がします。

今の暮らしが維持できて平穏に暮らしていければよいと思うつつましやかな人たちも、政治に目を向けて、世の中の動きに目を向けて、政治を改革して正していかなければ、たちまち社会は停滞していってしまうのだと思います。

世界は一進一退を繰り返しながらも、少しずつ前進していると感じます。人権に対する考え方も、環境に関する考え方も、戦争や平和に対する考え方も、ときどき悲しくなるような後戻りはあるとしても、過去を振り返ってみれば、それでも世界の意識は少しずつではありますが、前に進んできたと思います。

保守をうたう現政権は、放っておけば裏金作りに精を出し、支持基盤の大企業や団体からは有形無形のサポートを受け、国民のための政治は疎かになり、国民にばれてやっと重い腰を上げて「国民のため」のポーズをとってみる。それが成果と言われても、今まで当たり前のことをやってこなかっただけとも言えるのではないでしょうか。

政治だけではなく、大企業の不祥事も目につきます。倫理観まで後退してきているのでしょうか?

このような政治に満足していたら、私たちの暮らしはいつの間にか世界から取り残され、世界の良心的な諸国が先取りしていく先進的で合理的で持続可能な社会に、いつまでたってもおいつけないのではないかと心配になります。

これは今の保守政権にばかり言えることではないと思います。これから政権を担うどんな政党にも言えることだと思います。私たちは政治に参加し、政治を革新していき、社会や暮らしを停滞・後退させないように注視していく必要があるのだと思います。

ただ、私たちは国際社会の中でも、すぐにでも先頭に立てる分野があることも確かだと思います。それは日本国憲法の理念に立つこと、そして、唯一の戦争による被爆国であり核兵器の悲惨さを最もよく知る国として、核廃絶と平和のイニシアチブをとることです。

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