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減給は交渉術、対話力を鍛えるチャンス?

社長からいきなり減給通告。今の3分の2!?

ベトナムに来て働き始めてから5か月がたった。恥ずかしながら、先日社長から減給の通告を受けた。来年から給料を今の3分の2に下げるとのこと。理由は会社にお金が無くなってきたこと。そして、成長度合いが期待と違って遅いということだといわれた。きっと一番の理由は二つ目の理由なんだろうなって思った。最初に起きた感情は怒り、悲しみ、絶望だった。今でもぎりぎりの生活なのに、こんなに下げられたら生活できるのか。引っ越しを考えないと。。。

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絶望と同時に感じた「安堵」という感情

しかし、同時に少しの安堵もあった。外国人ということで、周りより多めの給料をもらっていた私は1年目から社長から大きな期待をかけられ、よく叱られていたからだ。
いつからか常に社長に監視されているように感じ、仕事に息苦しさを感じていた。
そんな社長の期待と態度は、私の給料と今のスキルが見合ってないことが1つの要因で、給料が下がることで自分に対するプレッシャーがなくなるんじゃないかなって。

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自分が考える減給のもう一つの原因

それから、数日たってよく考えたら別の理由もあるんじゃないかなって思うようになった。最近社長とのコミュニケーションも少なくなっていて社長との関係も良くなかったということ。私たちの事務所は小さな事務所でアットホームな空気が流れている。そんな中で重要なのはお互いのコミュニケーション。

どこかで、社長との対話を恐れていてそこから逃げていた自分がいた。

思い返すとそんなことは今までもあった。大学時代、自分の正直な気持ちを押し殺して、教授との会話を避けてとりあえず相手の言うことにハイハイと応えていた。そのような態度は相手に伝わってしまうもの。そして、教授は自分のことが好きではないことが馬鹿でもわかる。

今回もそれと同じことが起きている。これは今のうちに改善しなければと思った。

普通、急に減給されたら、契約違反だろ!って思うかもしれないけど、社長は自分のスポンサーだと思うようにすると、減給も少しは納得できた。これからお客さんと接するうえで、今のうちにこのような自分のコミュニケーションの欠点は改善しなければいけないなって。

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減給は対話力をつけるチャンス

社長(スポンサー)との関係を改善するための対話力、交渉術を上げるチャンスなんだと思う。対話をすることを避けないで、社長と向き合う勇気を持とうと強く感じた。来週の月曜日、社長と仕事場で会う。私は社長から逃げないことを決める。

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