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【ホロスコープ】ハウスの読みと火星と水瓶座とシティーズスカイライン


ハウスの話

占星術に関しては全て独学でやっているため、常日頃から「人それぞれの体感」を調べるために、各種ブログや記事を読み込んでおります。
今回はフラフラ~っとハウスの記事を読んでいたのですが、「ハウスの意味合いとそこに在室している天体の意味合いが噛み合わない」といったものでした。
占星術というのはまず宇宙に存在する各種天体と、それを読む円盤の図がセットになっており、円盤の中で12に分けたものを「ハウス(室)」と呼んでいます。
1ハウスから順に逆時計周りに進んでいき、自分自身を表したり、家庭環境を表したり、対人関係を表したり等々、そこに入った天体が「どういう風に強調されているのか」、「どういう育てられ方をしたのか」を見ます。
今回はそのハウスに在室している天体の性質が、ハウスの持つ意味と一致しないということで、この時点で既に素直な天体や星座ではないのではないか、という推察が出来ます。
スムーズな流れが出来ている配置であれば、そんな違和感はあまり出てきません。家にいるときにリラックスするのは一般的な感覚ですが、「家にいて落ち着かない!なんか不安定になる!」となれば、それはその家が仰々しくて住みづらいとか、同じ家に同居している人間と波長が合わない、という理屈になっていきます。
「ホロスコープが読めない…」のではなく、そもそもまとまらない環境や状況になっているのです。まずはそこを認識する必要があります。
というわけでご本人様の持つ天体と、在室している星座を知る必要があります。あまり細かく調べても失礼になるでしょうから、今回は「火星水瓶座」という情報が得られたのでそれ以上はそっとしておくことにします。個人情報ですしね。一方的に読んでいるのはこちらです。変態ですみません…。謝罪。

火星水瓶座の話

さて、この「火星水瓶座」。ハウスのどこに入っているのかはわかりません。なので「火星」「水瓶座」に切り分けて考えます。
まず「火星」。こちらは何かの衝動、やる気の原理、譲れないポイント、熱くなりやすいポイントになります。男性を表す天体でもありますね。
火星がスムーズに働ければ不安定になることはありません。情熱がみなぎり、仕事や趣味に精を出せることでしょう。
そして「水瓶座」。こちらは少々扱いづらい星座になります。水瓶座のことを理解出来るのは水瓶座だけかもしれません。
天王星と関係のある星座です。天王星といえば反発感。人と一緒にいたくない。混ざりたくない。そんなイメージが浮かびますね。
個人的な感覚の話になりますが、水瓶座の人間を観察していると、思考や感覚をジャラジャラと均すような印象を受けます。
男も女もジャラジャラ均す。
赤色も青色もジャラジャラ均す。
ロックもバラードもジャラジャラ均す。
そんな感じの「癖」が出るように思います。
学校の部活動で、運動部が荒れたグラウンドをトンボで均すような、ああいうイメージですね。
人によって水瓶座のイメージは違うかもしれませんが、私はこういうイメージを持っているのでこのイメージで話を進めます。

もっと厳密にイメージを突き詰めていくと、振るいの中に小麦粉と砂利石が混ざっていて、喋ってるときや表に出す時の態度はサラサラとして綺麗なのですが、振るいの中にはごろごろした石が残っている。そんなイメージがあります。
水瓶座を見るたびに「オラ!おめーなんかまだ中に砂利石あんだろ!出せオラ!ぴょんぴょんしてみろ!!」という気持ちになりますが(3室冥王星感)、本人が出したくもないものを無理に出すのは人としてどうか…と思うのでそっとしておいています。
そんな水瓶座が火星と紐づいている。これはどういうことか?
例えば1ハウスに火星水瓶座があったとしましょう。
1ハウスは自分自身を表すハウスです。太陽なんかがあればストレートに自分を出せる人になりやすいでしょう。
しかしそこは火星水瓶座。まず素直に自分を出すことはしないでしょう。表に出す自分をジャラジャラと均して、綺麗な自分しか出さないのではないかと思います。火星は「熱くなりやすいポイント」。ジャラジャラ均す姿勢がより強く加速するからです。超高速ジャラジャラタイムが始まると思います。タロット占い師だったらかなり満遍なくカードを混ぜそうです。整体師なんか向いていそうですね。全身隈なく解れそうです。
火星だけで既に素直に自分を出さないことがわかるのです。ハウスと意味が一致するわけがありません。
ホロスコープが読みづらいときは天体と星座が紐づいた時、どういう個性を天体が持つのか?に注目すると良いと思います。
火星水瓶座の性質があるということは、太陽や月がどこにあったとしても、どこか「ハウスをストレートに表現しないぞ」という反発心が滲み出るんじゃないかな。なので、ハウスに対しては「そのハウスに対する反発心が見え隠れしている」というふうに読んだほうが捉えやすいと思います。

火星の使い方の話

火星水瓶座について語りましたが、他にも星座はございます。
私の場合は火星蟹座です。情緒に塗れた感情の化身。映画を見ればボロ泣きをする感情の化け物です。すぐに落ち込んだりもして少々自分が面倒くさくなることもしばしばあります。
タンスに小指をぶつけるとすぐ心が折れますね。
月乙女座(完璧主義)と火星蟹座(感情的)と冥王星蠍座(徹底的)がアスペクトしているので、「なんでタンスに小指をぶつけるんだ。避けて歩けないのか私は。人間の出来損ない。木偶の坊。贅沢な名前だねぇ…今日からお前の名前は「玉」だ」などとぼやいて一人で凹みます。囗部(くにがまえ)を奪う湯婆婆を許すな。どうもこんにちは、です。
そんなわけで、火星といえど人によってこんなにも個性が出るのです。
「さぁ!火星を使うぞ!」と思ったところで火星だけを使えば良いというものではありません。
私の場合で言えば先程言いました通り、月と火星と冥王星が紐づいております。月と冥王星もアスペクトを組んでいるコンビなので、火星だけを使えば余った月と冥王星はバランスを失って不安定になり、バランスを保とうと今度は壊しにかかります。メンヘラになる要因のアスペクトでもありますね。
ですので、火星だけを使うのではなく、月乙女座が喜ぶこと・冥王星蠍座が喜ぶことも同時にやる必要があります。頭を使い、手を動かすようなnote執筆の作業は実に向いているわけですね。記事を完成させるまで冥王星を使うことになり、非常に合理的なエネルギーの循環を図れます。

もっと細かいことを言うと、この火星にはさらに水星と海王星もアスペクトしているので全て満たす必要があります。水星(文章)と海王星(想像力)なので執筆は本当に合理的なのです。

補足

という具合で火星だけでなく、火星のアスペクト先も使う必要があるよ、という話なのでした。


エネルギーの循環とシティーズスカイラインの渋滞解消の話

火星の話で「エネルギーの循環」というワードを出しました。
ここではエネルギーの循環の話をしようと思います。
突然ですが、「シティーズスカイライン」というゲームをご存知でしょうか?
海外のゲームなので、一般的にはあまり馴染みのないゲームかと思います。

こちらは任天堂Switch版シティーズスカイラインの紹介動画になります。
動画内で紹介されている通り、道路を敷いて住宅街やビル、農業地帯、工場地帯、電車、観光地等を作って街を発展させるゲームです。
天気の概念も有り、雨が降ると川が増水して水害が起きるなど、知育にも適したゲームなのではないかなと思っております。Switch版はかなりやれることが限られているので、本格的にやるならPC版をオススメいたします。

このゲームは「渋滞解消ゲーム」とプレイヤー達に呼ばれているくらいには頻繁に渋滞するゲームです。
渋滞する要因は様々で、

・道路の敷き方に問題がある。
・交差点の配備に問題がある。
・救急車やゴミ収集のルートと通勤ルートや配送ルートが重なり、渋滞が起こる。
・混雑する建物(デパートや工場)の出入り口の道路が密集している。

こんな感じで理由は沢山あるのです。
これ、ホロスコープも似ていませんか?

・職場で趣味をしているときのノリを持ち出す。
・話し方に問題がある。
・思考が煩雑になりやすい。
・集団に合わせずに個人を押し出すので衝突が起きる。

などなどです。

「ホロスコープを読んでもよくわからない」というのは、渋滞している道路を見ても原因がわからない、と同じことです。
ちゃんと天体のエネルギーを見ていけば、渋滞になっている原因が必ずあります。そこに原因があるから渋滞するのです。
田舎はなにもないから渋滞してないけど、都会は渋滞するでしょう?
そこに人や企業が集まるから渋滞するのです。集まるから渋滞するということは、エネルギーも集まっているから停滞しているということです。
停滞を解すには誘導する必要が出てきます。帰省ラッシュも渋滞ですが、時間さえかければ渋滞は解消されます。永遠にお腹に残ってる排泄物はありません。消化できないものを誤飲してしまった時くらいのものでしょう。
ひとつひとつ解消していけばスムーズに流れていくはずです。落ち着いてゆっくりホロスコープと向き合いましょう。そんなエネルギー循環のお話でした。

ホロスコープは人体 人体はホロスコープ

こちらのまとめで「臓器はそれだけ効率がいい作りになっている」というつぶやきがあります。人間の体というのはそもそも最初から効率がいい作りをしているのです。
天体と臓器もきっとどこか似ていて、人によって形や濃さが違うので、整備してあげれば快適に動くようになると思っています。
そんなイメージ転換をすると、ホロスコープも読みやすくなるんじゃないかな…と思う南国あろはでした。


貴方がいなければ私はもう生きていけません